はじめに
どうも、めいろです。
今回は7世代最後の記事で、ウルトラサン・ウルトラムーンのシーズン13シングルレートで使用したパーティの紹介になります。
なぜ今シーズン13の話?? と思う方がいるはずですので、軽く経緯を説明します。
私は型バレで負けるのが嫌なので、常設ルールの構築記事はこれまで書いてきませんでした。
が、7世代が終わり8世代は環境がガラリと変わりそうと予想される今、もう手の内を隠す必要はほぼありません。
そのうえで、7世代はスペレメインで遊んでいたけれど、ちゃんとシングルもやってたんだぞ、ということを示しておきたいと思ったので、7世代で一番成績が良かったときのパーティの紹介記事を書くに至ったというわけです。
以上、前置きでした。
構築経緯
対面性能が高く、無理なく受けル崩しを担うことができ、個人的に使い慣れていて信用しているからパーティ構築を開始。
リザードンを使う上でステルスロックを撒かれるのが嫌なので、ステロ要員に圧をかけられる激流襷を2匹目に。
3匹目にはポリゴン2やカバルドンなどの高耐久ポケモンを崩せる眼鏡。
4匹目はテテフと合わせて鋼タイプへの役割集中をかけられるゴーストZ。
ここまではすんなりと決定。
@2
次に、カバルドンやカビゴンなどのあくび持ちの対策になり、選出誘導能力が高く、ゲッコウガの襷のカモフラージュもできるポイヒを採用。
メタグロス、ゲッコウガ、テッカグヤが重かったので、最後の枠には、身代わりHBを入れた。
この6匹で潜ったところ、メタグロスをポリ2で受けるのはアイへ怯みのせいで安定しないことを知った。攻め指向で固めている中でガチガチの受けポケが浮いていたこともあり、ポリ2をグロスミラーに強そうな最速地震に変更。
ゲッコウガがとても重くなったので、を抜いてを戻したところ、あくび耐性がなくなってカバ入りにボコられることに。
@2をから選んで回してみてもしっくりこず。そこで思い付きでをに変更してみたところ、これが上手くはまり採用決定。
が最終形となった。
個体紹介
リザードン@リザードンナイトX
性格:ようき
特性:もうか
実数地:153-182(252)-132(4)-×-105-167(252)
対面性能と崩し性能を高水準で両立できることを評価して採用。
型はテンプレの剣舞ニトチャ。最初は意地っ張りAS振りで使っていたが、カプ・テテフ、霊ランドロスに対して確実に先制したい場面が多かったため陽気ASに変更した。副次的メリットとして同速対決で強気に突っ張れるようになって、使い勝手はかなりよかった。
ゲッコウガ@きあいのタスキ
性格:おくびょう
特性:げきりゅう
実数地:147-×-88(4)-155(252)-91-191(252)
対ステロ、対ボーマンダ要因、ストッパーとして採用。
初手で出てくるステロ撒きにぶつけることで、ステロを撒かれたらゲッコの襷が残る、ゲッコが殴られたらステロを撒かれない、というように、どちらの行動を取られてもアドバンテージを残せる点が良い。
積みポケの起点にならないよう挑発を採用。また、対マンダの遂行技として冷凍ビームも外せなかった。当時の激流ゲッコは冷ビ切りの個体が多かったため、激流が割れたあとでマンダが舐めて突っ張ってくることが少なくなく、逆に冷ビ持ちが刺さっていた。
カプ・テテフ@こだわりメガネ
性格:ひかえめ
特性:サイコメイカー
実数地:171(204)-×-95-198(236)-135-124(68)
技:サイコキネシス/きあいだま/サイコショック/シャドーボール
サイクルデストロイヤー。
受け指向のパーティ相手に出す。先発起用が多く、序盤から相手を削りまくって裏のエースのリザードンやミミッキュを通す立ち回りが強い。
出し負けを減らし行動回数を増やすためにSを削って耐久を上げている。
<火力>
サイコキネシスで、H228D140振りカバルドンを81.2%でワンパン
シャドーボールで、h92d4振り(当時メジャーだった調整)のメガ前メタグロスが81.2%で一発
きあいだまで、眼鏡テテフのサイキネ2耐え調整ナットレイを、最高乱数以外一発(命中考慮で65%の確率でワンパン)
<耐久>
テンプレのHDベースボーマンダのやつあたりを確定耐え
C252振りメガリザードンYの晴れ大文字を最高乱数以外耐え
ミミッキュ@ゴーストZ
性格:いじっぱり
特性:ばけのかわ
実数地:131(4)-156(252)-100-×-125-142(252)
技:シャドークロー/じゃれつく/かげうち/つるぎのまい
対面性能が高いパーツであること、ストッパーになれることが採用理由。
ゲコミミリザというスタンダードな対面指向の選出をするほか、テテフだけでは圧をかけにくいテッカグヤ入りのサイクルなどに出して役割集中を仕掛けることもある。
ゴーストZ採用で火力は低めなので、数値受けの相手はリザテテフに任せると良い。
ギルガルド@弱点保険
性格:のんき
特性:バトルスイッチ
実数地:167(252)-70-110(236)-70-170-74(20)
技:シャドーボール/せいなるつるぎ/かげうち/キングシールド
メタグロス対策として採用。
もともとメタグロスを入れていた枠だが、リザードンと同時選出できるようになり選出の窮屈さが解消された。
メガメタグロスの地震を2耐えしたかったので型はHBベース。他にも、バシャやランドなどタイプ上不利な相手にも突っ張ることができるなどのメリットがあった。
メタグロスをこのポケモンに変えてから伸び悩んでたレートがすんなり上がり2000に到達したので、ある程度正しい解だったと思う。
キノガッサ@どくどくだま
性格:ようき
特性:ポイズンヒール
実数地:155(156)-150-113(100)-×-80-134(252)
技:グロウパンチ/がんせきふうじ/キノコのほうし/みがわり
採用理由は、あくび展開対策、催眠対策なしのパーティへのイージーウィン要素、催眠対策ありのパーティへの選出誘導。
催眠対策を引きずり出す能力が非常に高く、特にコケコorレヒレ入りのパーティに対して、先発コケコorレヒレ&裏に鋼、という選出をさせやすい。そこにテテフをぶつけて初手から強気に交換読みを狙うとイージーウィンを稼げた。
最初は気合パンチ岩石封じ胞子身代わりだったが、気合パンチで相手を倒す際に最速起きされて身代わりを割られるとせっかくのはめループが崩れるので、積み切れば実質気合パンチになるグロウパンチに変更した。
起点作りのないパーティなので、選出機会は少なかった。後のシーズンでゲッコに岩石封じを仕込んだところ選出回数が増えて使いやすかった。
立ち回り・選出・その他
・対カバマンダガルドコケコ
→++
コケコ先発+マンダガルドと出されることが多い。先発テテフで即決でシャドーボールを押すとガルドが勝手に倒れていく。
・対マンダナットドラン
→+@1
だいたい鋼が先発で出てくるためテテフの気合玉で狩る。ボーマンダに不利を取ったときも1回だけならゲッコウガに引ける。
→++
初手レヒレを誘いやすいので、そこにテテフを合わせてシャドーボールを押すとメタグロスが出てきて勝手に死ぬ。
レヒレの方が速かった場合は突っ張ってくることがあるので、サイコキネシスを押す。メタグロスに引かれても1回はギルガルドに引くことができる。
・対ゲコミミリザガッサ
→++
ミラー勝負。襷ガッサが重いので、勝率は低い。
・対カバリザ
→+@1
@1は、ぱっと見で催眠対策がいなさそうだったらキノガッサ、そうじゃなければリザードンかミミッキュ。
・対バシャランドカグヤレヒレ
→++
ステロ撒きに合わせてゲッコウガをぶつける。ミミッキュを通すことを意識。
・対アゴギャラコケコランド
→++
相手の起点にならず先に展開することを心掛ける。ゲッコの挑発がギャラ対面で活きる。
・対ガルーラ軸
→@1
ガルーラが重いので勝率は悪い。ガルーラがテテフを上からワンパンできる型だと厳しい。
・ゲンガブカグヤ
→
ミミッキュを通すことを意識する。催眠対策がいなければキノガッサでカグヤを起点にハメにいくのもあり。
・対受けル
→++
リザテテフが受けルに強いのであまり困らないが、強者の受けループはその辺りをしっかり対策しているので油断できない。釣り交換を多用しテテフの火力を押し付けることを意識する。
戦績
TN:めいろ
最高&最終レート:2048
最終順位:93位
さいごに
というわけで、シングルレートもそれなりに強いんだぞアピールでした。
シングル2000を達成したのはS13を含めて3回だけですが、スペシャルレートにかまけていて本気でシングルレートに取り組んだのが4シーズンだけだったので、打率で見たら上出来でしょう。
7世代は初めてのレート2000超えをスペシャルレートで達成してしまったり、その後無事にシングルレートでも2000乗せられたりと、思い出深い世代でした。
非常に残念なことにソード・シールドではスペシャルレートが廃止されるらしいですが、ポジティブに考えればシングルバトルと向き合うチャンスとも捉えられるので、より上を目指してバトルに臨もうと思います。
以上、ここまで読んでくださりありがとうございました。
8世代でお会いしましょ~。