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【S12スペレ】火炎剣ヘラクロス【レート1868 最終2位】

USUMシーズン12スペシャルレート終盤で使用したパーティの紹介です。

中盤の使用構築はこちら

 

 

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S12スペシャルレートについて

・伝説・幻ポケモンウルトラビーストが使用不可のシングルバトル

※いわゆる準伝説も使用不可

メガシンカ禁止

 

ざっくりとした環境所感は、

 

メガシンカ・準伝説禁止の影響で全体的に低火力→受けループ・陰キャサイクル大量発生

・同じくメガ・準伝禁止でミミッキュゲッコウガ・ポリゴン2が相対強化

・受けルや低速サイクルに強いみんな大好きオニゴーリの採用増

・コケコ・レヒレの不在で胞子戦術が横行

 

といった感じ。

 

ポケモンバトルで嫌われがちな要素がこれでもかというほど盛り込まれているウルトラスーパーハイパーストレスフルな環境で、WCSルール更新と重なったこともあり参加人数は7世代スペシャルレートにおいて最低記録を更新した。個人的にはすごく好みのレギュレーションだっただけに残念でならない。

 

■構築経緯

対策必須の受けループ・陰キャサイクルの崩し役から組み始めた。

まず、大抵の受けループパーツに強く、オニゴーリのケアもできる火炎玉剣舞f:id:meiro_poke:20181106202120p:plainを採用。

ヘラクロスではグライオンの処理が若干怪しいので、終盤に流行ったグライオンドヒドイデ+ポリゴン2の並びに強い珠叩きf:id:meiro_poke:20181106021552p:plainを2匹目に採用した。

本構築ではこの二匹を主軸に受けルを攻略していた。

次に、上記2匹に刺さっているバシャーモウルガモスジャラランガに対して強く、出し負けが少ない襷f:id:meiro_poke:20181106202212p:plain3枠目に採用。それでもまだバシャウルガに対して不安が残ったのでf:id:meiro_poke:20181106021827p:plainも追加。

5匹目には胞子とウォッシュロトムに耐性がありミミッキュ受けにもなるf:id:meiro_poke:20181106202248p:plainを採用。

ここまででゲッコウガに弱かったので、最後にf:id:meiro_poke:20181028181519p:plainを添えてパーティ完成。

 

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この6匹で最高レートに到達した。

 

 

■個別紹介

 

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絵:四畳半画伯

 

ヘラクロス@火炎玉

性格:陽気

特性:根性

実数値:155-177(252)-96(4)-×-115-150(252)

技:インファイト/地震/ロックブラスト/剣の舞

 

自慢のサイクルブレイカー。

剣舞1積みでエアームドドヒドイデもワンパンでき、火炎玉によってモロバレルの胞子が効かず、グライのみがまもループにもロクブラである程度対応できる偉い子。受けルの処理にあまり人員を割きたくない場合にオススメのポケモンである。鬼火で止まらない点や、オニゴーリに強い点、Z技に頼らない点も今回のルールにおいて高評価。

ステロがないと飛行打点持ちのエアームドと心中することになるので、もともとはステロ要員と組ませて使っていたが、本構築においてはエアームドを機能停止させれば他で詰められたため、ステロサポート無しで運用していた。

努力値については、耐久を上げたいと思うこともあったが、同速にジャラランガがいることと、火力をこれ以上落とせないことからASぶっぱにしていた。

 

 

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マンムー@命の珠

性格:意地っ張り

特性:厚い脂肪

実数値:H191(44)-198(236)-108-×-93(100)-109(68)

技: 地震/氷柱針/叩き落とす/氷の礫

 

ヘラクロスだけでは不安なグライオン対策として採用。

終盤に大発生したグライオンドヒドイデ+ポリゴン2の並びをまとめて見れるのが評価点。ポリ2は輝石を叩き落とすと地震2発で倒せる。

流用なので調整は適当。マンダの捨て身耐えとかだった気がする。

 

 

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アシレーヌ@気合いの襷

性格: 控えめ

特性:激流

実数値:155-×-94-195(252)-136-112(252)

技: 泡沫のアリア/ムーンフォース/サイコキネシス/目覚めるパワー炎

 

ジャラランガ、バシャ、ウルガへの対策。あと、終盤に一人いたヤーティ使いへの個人メタ。

パーティ内に引き先になれるポケモンがあまり多くないので、出し負けを減らせる襷型を採用。ジャラランガナットレイがめんどくさかったので、まとめて相手できるようにめざ炎を採用していた。

 

 

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カイリュー@こだわり鉢巻

性格:意地っ張り

特性:マルチスケイル

実数値:191(196) -204(252)-115-×-120-108(60)

技:逆鱗/地震/炎のパンチ/神速

 

対バシャウルガ枠。

特性のおかげで出し負けが少ないので、困ったら先発で投げてた便利屋。鈍足傾向のパーティなので高火力の先制技持ちはかなり重宝した。メガ・準伝禁止の環境下だと種族値600の安定感が頼もしく、いつにも増して打ち合いに強いポケモンであるように感じた。

 



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モロバレル@オッカの実

性格:図太い

特性:再生力

実数値:221(252)-×-134(252)-105-101(4)-50

技: クリアスモッグ/めざめるパワー炎/キノコの胞子/光合成

 

胞子に強い胞子枠。

ヘラクロスだけでは不安な胞子耐性、重めのミトムに強いこと、剣舞ミミッキュを後投げから止められることを買って採用。パーティの穴を埋めてくれる便利なパーツ。

ナットレイが重いのでめざ炎搭載。バシャウルガと対面してしまったときに一度突っ張れるオッカの実を採用していたが、特に役立ったことはなかった。

 

 

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ミミッキュ@ゴーストZ

性格:意地っ張り

特性:化けの皮

実数値:159(228)-156(252)-103(28)-×-125-116

技: シャドークロー/じゃれつく/影打ち/剣の舞

 

採用理由は対ゲッコウガジャラランガ

ゲッコの珠ダストやバシャのフレドラで倒れないよう耐久に振っているが、トリックホリックの流用なので厳密な調整はしていない。使用感としては火力のあるABミミッキュといった感じ。無難に強かった。

 

 

■立ち回り・選出・その他

特に固定の選出はないが、対受けループは先発アシレーヌヘラクロスマンムーorカイリューという出し方が多かった。

 

■戦績

 

・サブロム

TN:つみき

最高レート:1868

最終レート:1868

最高順位:1位

最終順位:2

 

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