USUMシーズン11スペシャルレートで使用した2つ目のパーティの紹介です。
1つ目のパーティはこちら。
■S11スペシャルレートについて
・一部の伝説・幻のポケモンが使用できるシングルバトル
・レベルが自動的にLv100になる
・過去作産使用可能
使用できる伝説・幻のポケモンは以下のとおり
+ゼラオラ
■構築経緯 ※長いです
8月頭開催のインターネット大会『Let’s Go! ピカチュウ・Let’s Go! イーブイ』の考察・準備をしていたときふと、スペレでイーブイバトンが強いのではと思い立った。ちょうどサブロムで使うパーティに悩んでいたタイミングだったので、このきまぐれは実行に移されることに。
コンセプト上まずからパーティ構築を開始。
次にバトンアンカー。イーブイバトンを使うのが初めてだったので、ド定番のを使うことにした。
次は起点作り役。襷マーシャドーで止まらないようステルスロックを撒きたかったので、ステロを撒けて電磁波でS操作もでき、対面したマーシャドーの襷をほぼ確実に潰せるゴツメを採用した。
とりあえずバトンの使用感を掴みたかったので、残りの枠にはバトンの裏選出として積みポケを突っ込んで、いざレートへ。
結果は1600台前半で停滞。ステロに依存しすぎてステロを撒けないとほぼ負けること、電磁波だけではイーブイの起点作りとしては不十分で、バトンする前にイーブイが倒されるケースが多かったことが問題点であった。一方で、環境にバトン展開を妨害してくるポケモンがマーシャドー以外にほとんどいなかったため、バトンギミック自体は通しやすい印象だった。
以上を踏まえて改善点を探したところ、連続技で襷を貫通できシャドースチールも無効であるに可能性を感じ、こいつを2枚目のバトンアンカーに抜擢。また、ガルーラ採用によりステロを撒かずともマーシャドーに勝てるルートが生まれたので、イーブイの起点作りとして名高いを採用した。
この改善が功を奏した。追加した2匹が非常に強力で、エーフィを差し置いて
が基本選出化。レートも順調に上がっていき1800超えを達成した。
しかし暴れ過ぎたせいか、その後カプ・レヒレやドヒドイデなど黒い霧使いを仕込んだパーティが露骨に増加し、レート1700後半で停滞した。対策として、バトンギミックを基本選出の3匹に留め、残りの3枠で対バトン対策の裏選出を組んでみるものの、成果は思うように上がらず。
そこで発想を逆転させ、バトン対策枠がいようとも強引にバトンを通す方針にシフト。2枚目のバトン役として挑発バトンを採用し、黒い霧に屈しないバトン構築を組むことにした。
バトンに徹すると決めたので一度外したを2枚目のエースとして再採用。6匹目には、最初は蛇睨みジガルデを入れていたが、最終的にステロを撒けるS操作役で襷無しでも行動保証があるに落ち着いた。
完成形。この並びで今季スペレの自己最高レートに到達した。
幻ポケどこ?
■個別紹介
性格:臆病
特性:危険予知
実数値:273(88)-×-194(232)-126-166-212(188)
技: とっておき/アシストパワー/身代わり/バトンタッチ
バトン役その1。構築の出発点。♀(←ここ大事)。
型自体は何の変哲もないテンプレ。調整は、自身がB↑2または相手がA↓2の状態でA252マーシャドーのインファイトを最高乱数以外耐え & S↑2で最速ゼラオラ抜き。
行動もほとんどがエボルブーストしてアンカーに繋ぐだけの簡単なお仕事。アンカーがエーフィで相手にマーシャドーがいる場合は、あらかじめステロを撒いておき、エボルブースト後にマシャと対面していたら、アシパで倒してからバトンタッチする。トリルに対しては身代わり連打でターンを枯らすことで対応していた。
強いポケモンだったが、エボルブーストのエフェクトが長いのがたまに瑕だった。
ガルーラ@ガルーラナイト
性格:意地っ張り
特性:肝っ玉→親子愛
実数値:351-383(252)-236-×-237(4)-299(252)
バトンアンカーその1。
・バトン際のマーシャドーの攻撃を一発耐える
・襷マーシャドーをワンパンできる
・シャドースチールが当たらない
・S↑2でスカーフシェイミを抜ける
というように、今季スペレでバトンアンカーに欲しい要素をすべて持っている偉いポケモン。ゴツメや吠える・吹き飛ばし持ちがほとんどいなかったのも追い風となり、縦横無尽の活躍ぶりを見せてくれた。
エルフーン@気合の襷
性格:臆病
特性:悪戯心
実数値:261-×-207(4)-253(252)-186-364(252)
技: ムーンフォース/追い風/挑発/置き土産
起点作りその1。
こいつもテンプレ。お膳立てとしての性能はピカイチで、イーブイバトンによく採用されているのも納得だった。
やることは基本的に追い風をして置き土産で退場するだけ。挑発やトリックルームを持っていそうな相手には初手挑発。悪戯心無効の悪タイプを出されるのが面倒だが、ムーンフォースを覚えさせていたおかげでなんとかなることが多かった。
ドーブル@食べ残し
性格:臆病
特性:ムラっけ
実数値:273(88)-×-132(104)-×-142(64)-249(252)
技: キングシールド/みがわり/挑発/バトンタッチ
バトン役その2。バトン対策の対策枠。
カプ・レヒレやドヒドイデなどの黒い霧持ちが相手にいるときや、挑発を持っていそうなポケモンが多いときに選出。キングシールドと身代わりでターンを稼ぎながらムラっけで能力を上げ、アンカーにバトンする。黒い霧や挑発、吠えるを持っていそうなポケモンが出てきたら挑発してバトン妨害を阻止する。
このポケモンのおかげで以前は勝負を諦めていた黒い霧に勝てるようになったので、採用して正解だったと思っているが、能力上昇を運に任せねばならないのだけはいただけなかった。
エーフィ@ウイの実
性格:臆病
特性:マジックミラー
実数値:334(252)-×-205(196)-296-226-298(60)
技: アシストパワー/マジカルシャイン/瞑想/朝の陽ざし
バトンアンカーその2。♀(←ここ大事)。
ガルーラが苦手なゴツメ持ちや吠える・吹き飛ばし持ちが見えているときと、相手パーティにマーシャドーがおらずガルーラより通りがよい場合に選出する。試合の8~9割はガルーラを出していたので選出回数は少なめだが、こいつじゃなきゃダメな場面も一定数あり欠かせない存在だった。
ツボツボ@メンタルハーブ
性格:慎重
特性:頑丈
実数値:244(252)-56-497(4)-×-545-109(252)
起点作り役その2。ウルトラスーパーハイパーチャレンジで使ったのと同じなので詳細は省略。
エーフィをパーティに入れているとやはりステロが欲しかったので採用。イーブイの補助としては至らない点が多いので、もっぱらドーブルと組み合わせることが多かった。
ねばねばネットは相手の裏ポケのSを下げてくれるため、ドーブル選出時に相手の居座りor引きに合わせたキンシ身代わり択をせずに済む点が高評価。また急所被弾などでバトン役が事故っても、アンカーが自分で積んで全抜きする勝ち筋が残るのも良かった。
■立ち回り・選出・その他
・基本選出
先発++
・相手にバトン対策枠が見えているとき
先発or++
・ガルーラの通りが悪いとき
先発or+or+
バトンするだけだから立ち回りは楽チン。
■戦績
TN:つみき
最高レート:1837
最終レート:後日追記
最高順位:5位
最終順位:6位
■感想
シーズン11お疲れさまでした。
今季スペレは2シーズンぶりのシングルバトルだったので、久々に真面目に取り組みました。
最初は、USHCと似たようなルールだし微妙だなあ、と思っていたのですが、始まってみれば普通に面白いルールでした。成績もそれなりのところまで行けたのでおおむね満足ですが、最終的にパーティから幻のポケモンがいなくなったことだけは残念でした。せっかくの機会だし幻ポケを活躍させてあげたかった……。
以上になります。
ここまでお読みくださりありがとうございました。