竜王戦の予選で使用した構築の紹介です。
■構築経緯
前述のサイトにて環境調査をしたところ耐久振りのテンプレブラッキーが流行していたので、ブラッキー入りスタンパを偽装したZお祝いバトン展開が強いだろうと考え、バトンブラッキーからパーティ構築をスタート。バトンエースには止まる相手が少ない特殊型ゲンシグラ―ドンを採用。あとは起点作り要員を3匹並べ、最後に申し訳程度のレパガッサ対策としてナットレイを添えてパーティ完成とした。
■個別紹介
グラ―ドン@紅色の玉
性格:臆病
特性:日照り
努力値:C252 D4 S252
技:噴火/大地の力/火炎放射/龍の波動
禁止伝説枠。バトンエース。
晴れ噴火の圧倒的な火力、炎・地面・ドラゴンという補完が完璧な技範囲、弱点が実質一つという優秀なタイプ耐性、これら三つの特徴を買ってバトンエースに起用した。
最大威力の晴れ下C+1噴火は無振りウルトラネクロズマを7割でワンパンするほどの火力があり、等倍で一発耐えられるポケモンは数少ない。それに加えてサブウェポンにも隙が無いので非常に止まりづらいポケモンであった。
ブラッキー@ノーマルZ
性格:陽気
特性:シンクロ
努力値:H164 B92 S252
技:お祝い/挑発/身代わり/バトンタッチ
パーティの要のバトン役。
構築経緯の節で述べたとおりテンプレ型のブラッキーが環境に多かったのでバトンがバレにくかった上に、そもそもこいつのバトン役としての性能自体も高いのでバトン成功率は非常に高かった。ネクロズマに死に出しして相手を引かせたときはさすがに笑いを禁じ得なかった。
ランドロス【霊獣】@気合の襷
性格:陽気
特性:威嚇
努力値:H4 A252 S252
起点作り要員その1。
ステロを撒いてS操作して退場するだけの簡単なお仕事。こいつが相手に起点にされることもあるので、襷が潰れた場合は目の前のポケモンを倒そうとせず、倒されるのを待つか爆発ですぐ退場する立ち回りを心掛けていた。
ゲンガー@ゲンガナイト
性格:臆病
特性:呪われボディ
努力値:H188 D68 S252
技:凍える風/鬼火/挑発/道連れ
起点作り要員その2。
相手に起点作りをさせたくないときに選出。挑発で補助技を封じて凍える風を連打しブラッキーへと繋ぐ。禁伝と対面できたときは道連れで1:1交換を狙ったりもした。起点作り役の3匹の中では選出率が飛び抜けて高かった。
ガルーラ@ガルーラナイト
性格:意地っ張り
特性:親子愛
努力値:H212 A116 B4 D12 S124
起点作り要員その3。
ゲンガーで阻止できない壁張りコケコからの積み展開を許さないポケモンとして採用。岩石封じでS操作をしつつ、壁を張られたら瓦割りで砕いていく。2回しか選出しなかったが、そのどちらも壁展開をうまく阻止して勝てたのでまあ悪くなかったとは思う。
ゲンガーもそうだが、メガシンカポケモンを起点作りに使うというのは贅沢に思えるが案外アリだなあと思った。
ナットレイ@ヨプの実
性格:勇敢
特性:鉄のトゲ
技:ジャイロボール/地ならし/大爆発/ステルスロック
選 出 0 回。
役割対象の猫の手胞子には一度も当たらなかったし、D振りでもなかったのでカイオーガに出せたわけでもない。完全にいらない子だった。残念。
■立ち回り・選出・その他
選出はほぼ全試合ゲンガーorランドorガルーラ+ブラッキー+グラ―ドンという形。先発の選出率は体感でゲンガーが65%、ランドが30%、ガルーラが5%くらいだった。
重かったのはゲンシカイオーガとメタモン。前者はそもそも切ってたのでどうしようもなく、メタモンは身代わりを残してバトンを繋がないと勝てない。ゲンシオーガは少ないと予想していたが4,5回は当たったので何か策を用意すべきだったと反省している。
■成績
TN:めいろ
最高レート:1716
最終レート:1705
順位:71位(5917人中)