急所のない優しい世界

ポケモンの構築記事を上げています

【雑記】ポケモンバトル 特殊ルール案

はじめに

どうも、めいろです。

ポケットモンスター ソード・シールドの発売日が近付き、7世代もいよいよ終わりを迎えようとしている今日この頃。ポケ勢のみなさんはいかがおすごしでしょうか。

シーズン17もレートに潜る方、シーズン16で一旦幕引きにして8世代まで休憩する方、もうこんなクソゲーやらねえよ! とブチ切れて引退する方などなど、十人十色かと思いますが、私はといえばある悩みを抱えております。それは――



特殊ルールに飢えている!!


私はシングル勢なのですが、その中でもスペシャルレートやインターネット大会などで行われる特殊ルールを好む人種、いわゆるスペレ勢です。

シーズン16はスペシャルレート(使用率上位30位が使用禁止のシングル)に没頭していたのですが、シーズン17のスペシャルレート(Lv1 シングル)はあまり琴線に触れなかったため取り組んでおらず、またインターネット大会もここのところ久しく開催されていないため、現在打ち込める特殊ルールがないという状況に陥っています。特殊ルールやりたすぎて4にそうです。

ところで、スペレ勢はとある奇特な性質を持っています。それは、自分がやりたい特殊ルールを勝手に発案してしまうというものです。

私も御多分に漏れず、特殊ルールを渇望しすぎて特殊ルール案をひっきりなしに生み出しています。

今回は突拍子もなく、そんなルール案たちを紹介させていただこうと思います。



ルール案

ルールの縛りの方向性でざっくりとカテゴライズしている。



■ 使用ポケモンの制限

使えるポケモンに制約を設ける。


種族値制限

読んでそのまま種族値による使用制限を設ける。下記のように様々なバリエーションが考えられる。

  • 個々の合計種族値制限(アンダー500・アンダー450など)
  • 手持ちの合計種族値制限(アンダー3000・アンダー2700など)
  • 各ステータスごとの種族値制限(AC100以下、S80以下など)

種族値による縛りは非公式大会の前例がたくさんある。

ただし、公式が種族値という概念を公にしていないため、公式ルールとしての開催は絶望的。


・禁伝・幻全解禁

ウルトラ大怪獣バトル。たしか公式開催は今までなかった。

全員禁伝で固まるだろうけど、その中で一般ポケモンを活躍させられたら最高の魅せプだよね。


・ 無性別縛り

性別がないポケモンのみ参加可能。プール狭そう……。

派生で性別が固定されているポケモンのみ参加可能とかも面白いかも。


・高さ/おもさ制限

字のまま。

高さ1m以下のポケモンのみ使用可能なインターネット大会の前例あり。

けたぐりの威力でライト級・ヘビー級って感じで階級分けするとか面白そう。


・色統一

「色」を統一した手持ちで戦う。

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色違い個体の色が変わるなら、色違いであることにバトルでの価値が出るので楽しそう(願望)(用意がクソめんどくさいけど)。

逆に色の被りなしとか、色の指定とかでも面白いと思う。


・ランダムピックアップ

既に誰かがやってたはず。ランダムに選ばれた6匹でパーティを組んで戦う。


・各世代ピックアップ

1~7世代からそれぞれかぶり無しに手持ちを6匹選ぶ

(カントージョウトホウエン・イッシュ・カロス・アローラから1匹ずつなど)

大会形式にして、余った世代から1匹自由枠を選んで入れ替える形式も面白そう。

前例があったようななかったような……。


・BAN

参加者が使用禁止ポケモンを決めるルール。

禁止ポケモンの数・決め方はいろいろバリエーションが考えられる。

非公式の大会向き。


・ミラーバトル

全員があらかじめ決められた同じ手持ちを使ってバトルする。

(全員カバマンダガルドレヒレカビゴンミミッキュで戦う、など)

型は自由。ミラーを意識したメタゲーム

使用ポケモンの選定方法によっても楽しませることが出来そう。

  • 参加者による投票(1人1匹選び、選択が多かったポケモン上位6匹を採用)
  • 1グループ6人で1人1匹ずつ選ぶなど(参加人数の制約がシビア)。
  • ランダムなピックアップ。
  • 他人の記事・QRなどから拝借も可

個人的イチ押し


■その他(行動・選出など)の制限

種族制限以外の制約。


・補助技禁止

使える技が攻撃技のみのルール。

役割論理が最強になるのだろうか……。

積み技がない世界で、積み技として使えるジャラランガZが強そう(小並感)。


・攻撃技禁止

使える技が補助技のみのルール。泥沼になるのが目に見える。

やるなら挑発だけ禁止にした方がいい。

補助技禁止の反対として安易に挙げたけど、たぶんやらない方がいい。


・物理攻撃or特殊攻撃禁止

FFの方が提唱していた。物理攻撃禁止はハピラキくっそ強そう。


・技タイプ統一

これもFFの方が提唱していて面白そうだと思った。1匹ごとに覚えさせる技のタイプを統一する。(八つ当たり/守る/剣の舞/バトンタッチ など)

ただ実用性があるポケモンがかなり少なそう。


・技スペ制限

覚えさせられる技を1~3個に制限する。

1~3それぞれにそれぞれの面白さが出そうで期待できる。


・1on1最強決定戦

手持ち1匹のみで戦うシングルバトル。

ランダムマッチで疑似的に総当たりして、最終的に頂点に立つポケモンが誰なのかを決める

メガシンカ・Z技・気合のタスキの使用可否は、お好みで(全部禁止・襷のみアリ・全解禁など)。

考察段階で環境をメタるのが楽しそう。

使用ポケモンを途中変更すると環境読みの側面が薄れて面白くないので、手持ちが固定されるインターネット大会か仲間大会向き。

前にこのルールで仲間大会開こうとしたけど、人が集まらなくて実現しなかった。今のシングルの仲間大会は63シングル形式しか選べないのがネックになっている。8世代の仲間大会の手持ち設定が柔軟になってくれればリベンジしてみたい。


努力値振り禁止バトル

努力値を一切振らずにバトルを行う。ピカブイの対戦形式と同じ。

努力値配分という不確定な要素が排除されるため、ポケモンごとの有利・不利がはっきりしそう。


・100%シングル

確率を排したバトル。使える技は命中率が100%のもののみ。技の追加効果も確率100%のもののみ。麻痺状態・眠り状態・凍り状態を引き起こす技・特性も禁止。ムラっけ・つぼをつく・スターの実なども禁止。

普段の対戦で運に悩まされているアンラッキープレイヤーたちに勧めたい。

ただし急所被弾・同速勝負の発生などは避けられない模様。


・影踏みバトル

ポケモンの交代を禁止する。

ゴーストタイプあるいは特性影踏みであっても交代はできない。

脱出ボタン・レッドカード・吹き飛ばし・ドラゴンテール・とんぼがえり・ボルトチェンジ・危機回避グソクムシャ等の使用可否はお好みで。


■盤外ルール

ゲームのシステム外の要素を含むルール。

オフ向き。


・心変わりバトル

互いの手持ち6匹を見せ合ったあと、互いに相手の手持ちから1匹を選択し、そのポケモンを交換する。その後、普通に63シングルを開始する。

どのポケモンを奪うのか、どのポケモンを奪われると予想するかなど、読み合いが面白そう。 f:id:meiro_poke:20190913205217j:plain


・選出委託バトル

互いの手持ち6匹を見せあった後、相手が選出する3匹を自分が決める。

めちゃくちゃな読み合いになって疲れそう。


・目隠しバトル

画面を見ず、耳で聞こえる音声のみを頼りに対戦を行う。ポケモンの鳴き声・技の効果音などから状況を把握する。

実際にオフでやってみたことがある が、わりと面白かった。


・サイコロバトル

サイコロで行動を決めるギーマさんもびっくりのスーパーギャンブル。

1~4の目が出た場合は、覚えている技の1~4(サイコロの目と同じ数)番目の技を選択する。5が出た場合は2匹目の手持ちと、6が出たときは3匹目の手持ちと交代する。

覚えている技の数を意図的に減らすなどの戦略も可。

(技3つの場合、1と4の目なら1つ目の技、2or3の目なら2or3)

(技2つの場合、1と2の目なら1つ目の技、3と4の目なら2つ目の技)



最後に

いかがだったでしょうか?

どれか1つでも気になるルールがありましたら、私はニンマリです。

私のアイデアを改良してくれたり、まったく別の新ルールを発案してくれたりしてもOK。

そして「このルール面白そう」と感じて、大会を開いてくれたり大会を開いてくれたり大会を開いてくれたりすると泣いて喜んで参加しに行きます。

以上です。

最後までお読みくださりありがとうございました。



……え? 自分で大会開催しろって? コミュ障で人脈狭い私にゃ無理だ()

【S16スペレ】鏡の国のラティアス【レート1918】

シーズン16スペシャルレートの終盤に使用した構築の紹介です。 f:id:meiro_poke:20190903184043p:plain

※タイトルに記述したレートは若干詐欺です(詳細は下記)。ご了承ください。


構築経緯

種族値は正義! という単細胞思考に基づき、使用可能なメガシンカの中で最も合計種族値が高いf:id:meiro_poke:20190903184635p:plainを考察していたところ、ミラータイプ型がKP上位ポケモンの多くに対して有利なことに気付き、こいつを軸にパーティを組むことを決定。

取り巻きはまず、ラティアスが突破できない耐久水に強く、環境トップのカイロスを上から縛れるf:id:meiro_poke:20190903184202p:plain

次に、ラティアスが高火力物理に押し切られてしまうため、そこを受けてくれるf:id:meiro_poke:20190903184313p:plain

4匹目には、ミラータイプによるタイプ相性操作が有効でないゴーストタイプ対策として追い打ちf:id:meiro_poke:20190903184326p:plainを採用した。

ここまでで受けルの突破が無理だったので、単独で受けルを壊滅させられるf:id:meiro_poke:20190903184343p:plainを採用。

ラス1は襷キュウコンや襷ホルードなどを試してみたが、チャーレムプテラなどの強力なメガシンカを後出しから逃がさず処理できるf:id:meiro_poke:20190903184355p:plainに落ち着いた。


個別紹介

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ラティアスラティアスナイト

性格:臆病

特性:浮遊

実数値:187(252)-×-141(4)-160-170-178(252)

技:冷凍ビーム/ミラータイプ/瞑想/自己再生

主軸のメガ枠。

恵まれた種族値と高速再生を活かして瞑想をガン積みし相手を詰ませる。

普通の瞑想ラティアスでは勝てない悪タイプや鋼タイプ(ベトベトンガオガエン、鈍いハガネール等)を逆にハメることができるミラータイプ型を採用。相手の技構成にもよるが、メガサーナイトアシレーヌなども対面から起点にすることができる。数値のバケモノ。

ワンウェポンには、無効タイプがなく、カイロスジャラランガなど処理を急ぎたい相手に抜群で入る冷凍ビームを採用。

身代わりを切っているので毒に弱いのがたまに瑕。


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ライコウ@デンキZ

性格:臆病

特性:精神力

実数値:165-×-98(20)-165(236)-120-183(252)

技:10万ボルト/神通力/めざめるパワー草/瞑想

ラティアスが苦手な高耐久水とカイロスへの威圧役。

金銀VC産の精神力個体を採用しており、ミミロップチャーレム等の猫騙しに屈することなくデンキZで処理できる。チャーレムを落とせなくなるが、ジャラランガモロバレルを倒せるようになるエスパーZも効果的で、その日のマッチング状況と気分によって使い分けていた。

通常特性がプレッシャーなので、注意力と知識があればこいつに猫騙しを撃つことはないだろうが、多くの人が猫騙しを撃ってきてくれて簡単に勝たせてもらっていた。

Bのちょい振りはミミロップの飛び膝蹴りを最高乱数以外耐え調整。


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マッシブーン@フィラの実

性格:意地っ張り

特性:ビーストブースト

実数値:207(196)-183(60)-159-72-131(252)

技:ドレインパンチ/雷パンチ/ビルドアップ/羽休め

物理アタッカーを受ける枠。

ラティアスが苦手な物理アタッカーを安定して相手取ることができ、取り巻きとして優秀だった。対サメハダーは一度こいつで受けて引かせれば、ライコウラティアスで勝つことができる。

調整は一部人のものを参考にしている。



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ベトベトン@突撃チョッキ

性格:意地っ張り

特性:毒手

実数値:207(212)-172(252)-101(44)-×-120-70

技:毒突き/叩き落とす/追い打ち/影打ち

ラティが苦手なゴースト対策。

受け回しがあまり得意ではないので、1サイクルで役割対象を狩れる追い打ち型を採用。

他にもクレセリアアシレーヌややどみがエルフーンなどの構築の弱点をカバーでき、選出機会も多かった。



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トゲキッス@ラムの実

性格:臆病

特性:天の恵み

実数値:161(4)-×-115-172(252)-135-145(252)

技:エアスラッシュ/波動弾/悪巧み/身代わり

受けル対策枠。

悪巧みをガン積みし、エアスラの怯みを絡めて相手を制圧する。ラムと初見の身代わりで計2回状態異常技を透かすことができるので、安定して悪巧みを積むことが可能。C↑4エアスラ×2 + 波動弾でだいたいラッキーが倒れる。

このルールで受けループに採用されることが多いポケモンをだいたい1匹で相手取れるのが魅力で、構築力のない身としては大いに助かっていた。



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ソーナンス@オボンの実

性格:臆病

特性:影踏み

実数値:265-×-110(252)-×-78(4)-93(252)

技:カウンター/ミラーコート/アンコール/道連れ

簡単なチャーレム対策枠。

チャーレムをはじめとした役割対象に投げて影踏みキャッチし、反射技で1:1交換を取る。クレセリアなどで普通に受けるのに比べて、相手の取り巻きのことを考えずに思考停止で受け出しして役割対象を抹殺できるのが強い。この子もサイクル戦が苦手な私の怠惰から採用されたポケモンである。

Sを最速まで上げており、低速ポケモンに対して相手の想定外の先制アンコ&道連れを決めてイージーウィンを稼いでいた。



選出・欠陥・その他

ごまかしが利く範囲が広いラティアスはほぼ選出。

残り2匹は相手を見て柔軟に。

苦手なポケモンムクホークファイアロー

マッシブーンに加えてもう一匹飛行耐性のある物理受けを採用するべきだったと思う。


戦績

サブロム

TN:ムーン

最高レート:1855


メインロム(1,901からスタート)

TN:めいろ

最高レート:1918

最終レート:1821

勝敗:13勝10敗 f:id:meiro_poke:20190903185345j:plain

【S16スペレ】月光歌エルレロイド【レート1902】

シーズン16スペシャルレートにて、シーズン中盤に使用した構築の紹介です。

 

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■シーズン16 スペシャルレートについて

・過去のシーズンの使用率ランキング上位30位が使用禁止のシングルバトル

※USUMリーグのみでなくSMリーグのランキングも対象

・過去作使用可能

 

■構築経緯

前回紹介したシーズン序盤使用構築をベースにパーティを作り変えることにした。

並びはこんなかんじ。

 

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がまだ通用しそうだったので続投。

ウツロイドが止まるクレセリア、ラッキーを崩せる

ヘラクロスと相性が良い汎用受けポケモン

ジャラランガへの抑止としてf:id:meiro_poke:20181106202212p:plain

 

ここまでは前回と同じ。

 

次に、サーナイトベトベトンが重いので両方を相手取れるZ持ちの

 

ラス1は、ステロ等の削りが入るとカイロスが止まらない点、クレセリアの処理法が少なすぎる点を解決するため、剣舞を採用。

 

この6匹で潜っていたところ、サーナイトチャーレムフーディンラティオスなどの高火力エスパータイプが重いこと、全体的に素早さが低く上から制圧されがちなことが気になった。


このことから、足が遅く最も選出しづらさを感じていたヘラクロスの枠を見直すことに。


もともと求めていた、クレセリアとラッキーに勝てることに加え、ラッキーとセットで付いてくる物理受けを崩すこともでき、前述のエスパーに打ち勝てるポケモンを探した結果、に白羽の矢が立ち、採用。

 

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この並びで使用感が良かったため、以上でパーティ完成とした。

 

■個別紹介

 
 

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エルレイド@エルレイドナイト

性格:陽気

特性:正義の心

努力値:92-164-0-0-0-252

技:インファイト/思念の頭突き/地獄突き/剣の舞

 
メガ枠であり補完枠。足が速くて受けを崩すこともできる便利屋。

変更前のヘラクロスと比べると、上から縛られることが減って選出しやすい、一時期ラッキーのお供といてよく見かけたマッシブーンを倒せる、などのメリットがある。また地獄突きを採用したことで、一見不利なサーナイトに対してハイパーボイスを封じて打ち合いを制することができる。

一方で、アシレーヌカプ・ブルルなどの高耐久・高火力ポケモンに打ち負ける、タイプ上有利なはずのヘラクロスジャラランガ, モロバレルを一撃で倒せないなど、火力と耐久に物足りなさを感じることも多かった。

今後余裕があれば、エルレイドを補完としてではなくメインとして使う構築も考えてみたい。

 

 

ウツロイドきあいのタスキ

性格:臆病

特性:ビーストブースト

努力値:4-0-76-172-4-252

技:パワージェム/ヘドロウェーブ/草結び/めざめるパワー地面

イージーウィン製造機。

誘う地面タイプ・水タイプ・鋼タイプを草結び・めざ地で返り討ちする。タイプ相性上の有利不利が独特ではっきりしているため、相手の選出・受け出しが読みやすく、比較的簡単に役割破壊をキメられた。

 

 

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クレセリア@防塵ゴーグル

性格:図太い

特性:浮遊

努力値:252-0-84-0-172-0

技:サイコショック/トリックルーム/三日月の舞/月の光
 
受け兼トリル要員。

龍舞毒突きジャラランガがフェアリータイプでカバーしきれないため、こいつで数値受けする。また積みエースに対してはクッションとして受け出し⇒トリルで切り返しを行う。ジャラランガだけでなくアシレーヌにも比較的安定して受け出せるのが評価点。

モロバレルが重かったので、腐り気味だったゴツゴツメットの代わりに防塵ゴーグルを持たせていた。バレルへの受け出しはできるようになったが、結局悪タイプを出されてサイクル不利に追い込まれることが多かったので、使用感は微妙。

特にひねりのない型なので相手の対策枠に弱く、中盤はややお荷物気味だった。

 

 

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アシレーヌアシレーヌ

性格:控えめ

特性:激流

努力値:252-0-124-108-4-20

技:うたかたのアリア/ムーンフォース/アクアジェット/寝言


ジャラランガ牽制枠。

KP上位にいるだけあってタイプ・数値・技ともに優秀で扱いやすい。クレセリアとのシナジーも高く、何かと依存していたポケモン

またこいつがいるとブルルを良く呼ぶため、ウツロイドを通しやすくなる点も地味によかった。

前回の上位禁止スペシャルレートでも採用していたので割と愛着がある。

 

 

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ジバコイル@ハガネZ

性格:控えめ

特性:頑丈

努力値:0-0-0-252-4-252

技:10万ボルト/ラスターカノン/ボルトチェンジ/めざめるパワー草

対サナベトン要員。

頑丈の行動保証とZ技の瞬間火力、ボルチェンによる対面操作が優秀で、先発起用が多い。

デンキZの火力も魅力的だったが、無効タイプがないこと、メガサーナイトをワンパンできることを評価してハガネZを採用。よく受け出されるホルードニドキング等を超絶螺旋連撃で無償突破して笑顔になっていた。

めざ草は滅多に撃たないが、ラグラージが相手にいても無理なく選出できる安心感を得られるのでいい技だと思う。

 

 

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ドサイドン@ラムのみ

性格:意地っ張り

特性:ハードロック

努力値:132-252-0-0-124-0

技:地震/ロックブラスト/つのドリル/剣の舞

カイロス&受け崩し要員の仕事人。

ステロ2回+メガカイロスの↑2地震、素カイロスのかたやぶり↑2地震(ハードロック無効化)を耐えるので、クレセリアをクッションにせず直接受け出しが可能。飛行抜群のメガシンカを採用していたので非常に重宝した。

エルレイドと同様に受け崩しも担当しており。エルレイドで突破できない特性天然入り受けループを破壊するためにつのドリルを採用していた。運レート3桁の私のポケモンにしては珍しく3割程度は当ててくれていた。

持ち物は鬼羽アロー対策でラムの実を採用。あくびユクシーを起点にしたりビビヨンのハメ展開対策になったりと副産物的メリットもおいしかった。

 

 

キツかったのは

あたり。

 

 

■戦績

メインロム

TN:めいろ

最高レート:1901

 

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サブロム

TN:ムーン

最高レート:1902

 

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【S16スペレ】凡百ヘラクレセ【レート1800】

流れに便乗してS16スペレで使ってたパーティを紹介。

 

 

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■シーズン16 スペシャルレートについて

・過去のシーズンの使用率ランキング上位30位が使用禁止のシングルバトル

※USUMリーグのみでなくSMリーグのランキングも対象

・過去作使用可能

 

■構築経緯

上位禁止シングルということで、前回の上位禁止シングルで結果を残していたカイリューを軸にパーティ考察をスタート。


……が。

 

なんと今回カイリューが使用不可能であることが発覚。USUMリーグのランキングでは30位に入っていないが、SMリーグのランキングで謎の上位ランクインを果たしており、悲しみの出禁を喰らっていた。

 

SMリーグの民許さんからな。

 

というわけで考え直し。

 

今回の環境で通りがよく、役割破壊によるイージーウィンが狙えるが最初の一匹に決定。

 

2匹目は、ウツロイドが止まるラッキーやクレセリア等の受けポケを崩せるを採用。またトリックルームヘラクロスのサポートができ、環境に多いジャラランガアシレーヌを受けることができるもセットで採用。

 

ここまででフェアリーが不在でジャラランガに好き放題されるので、ヘラクレセとタイプ相性補完が良いf:id:meiro_poke:20181106202212p:plainを採用。

 

上記4匹でサーナイトカイロスが重かったので、これらに強くトリルも使える風船を5匹目に採用。

 

ラス1はラグカイロス+鋼タイプ(スペレ的カバマンダガルドと呼ぶらしい)をまとめて相手をできるクサZを突っ込んだ。

 

実戦で回してみると、ツンデツンデが別にサーナイトに強くない(気合玉でワンパンされるしまったく避けない)ことが判明。代わりを探したところ、周りでもちょくちょく使用者がいたに興味を惹かれてこいつを採用。これで一応パーティ完成とした。

 

ライボ軸が多く電気の一貫を切りたいと思った日は、ニダンギルの枠を気分でドサイドンに変えるなどしていた。

 

■個別紹介

ウツロイドきあいのタスキ

性格:臆病

特性:ビーストブースト

努力値:4-0-76-172-4-252

技:パワージェム/草結び/めざめるパワー地面/マジカルシャイン(ヘドロウェーブ)

 

パーティ構築のスタート地点。

有利不利がはっきりしており、タイプ上苦手な地面タイプ・鋼タイプをよく呼ぶ。そこに役割破壊の草結びとめざ地が良く刺さった。

ビーストブーストで素早さが上昇する調整にしているのでペリラグに強く出られる。補完でよくいるジバコイルもめざ地で問題なし

 

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絵:四畳半さん

 

ヘラクロスヘラクロスナイト

性格:いじっぱり

特性:こんじょう→スキルリンク

努力値:156-212-0-0-0-140

技:ミサイル針/ロックブラスト/地震/身代わり

 

メガ枠。

クレセ、ラッキー、ブラッキーあたりの面倒な受けポケに強いのが評価点。

有利対面時の交代読み択が嫌で身代わりを入れていた。

準速アシレーヌ抜きまでSを上げていたが、ミラーはことごとく上を取られたのでいっそ最速でもよかった気がしている。

 

 

クレセリアゴツゴツメット

性格:図太い

特性:浮遊

努力値:252-0-84-0-172-0

技:サイコショック/トリックルーム/三日月の舞/月の光

 

何の変哲もないクレセリア

アシレーヌジャラランガを受けられるのが地味に高評価で、このルールではなにかと依存しがちなポケモンだった。

 

 

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アシレーヌアシレーヌ

性格:控えめ

特性:激流

努力値:252-0-124-108-4-20

技:うたかたのアリア/ムーンフォース/アクアジェット/寝言

 

何の変哲もないアシレーヌ。調整は流用。

物理耐久を上げることで打ち合いで場持ちがよくなる。

4つ目の技は最初モロバレル意識のサイコキネシスだったが、ビビヨンが憎すぎて寝言に変更した。

 

 

ニダンギル@進化の輝石

性格:勇敢

特性:ノーガード

努力値:244-252-0-0-12-0

技:アイアンヘッド/聖なる剣/影打ち/剣の舞

 

対サナ、対飛行要員。

火力と引き換えに物理耐久を得たメガクチートみたいな使用感。使っていた当初は周囲もノーマークだったようで、ちょくちょく先発から3タテをキメている。

 

 

ファイヤー@クサZ

性格:臆病

特性:炎の体

努力値:0-0-4-252-0-252

技:火炎放射/エアスラッシュ/ソーラービーム/ニトロチャージ

 

初見殺し枠。

シーズン16が始まる前に思いついていたポケモンで、アシレーヌラグラージあたりの水タイプをZソーラービームで返り討ちにする。使用感としてはスペレ的リザY。

役割破壊の対象に逃げられたことは一度もなく、まごうことなきイージーウィン製造機だった。

 

 

キツかったポケモンサーナイトベトベトンスイクン

サーナイトは取り巻き次第ではどうしようもなく、ヘラクロス軸から心が離れた原因となった。

 

■戦績

シーズン開始から2週間ほどで1800到達。

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【オフレポ】61オフ ~ガチガハク解答・解説~

 

■はじめに


どうも。めいろです。
5月の3日,4日と、せふたさん(@SKnonpoke)主催の61オフに参加してきました。

skpokemonblog.seesaa.net

 

こちらのオフ、メインイベントは61シングルの対戦なのですが、サブイベントでクイズ大会などのレクリエーションも用意されていました。本記事はそのレクリエーションの1コーナー『ガチガハク』にフォーカスしたレポートとなっております。

 

■ガチガハクとは


61オフ参加者の1人である四畳半さん(@yojyosyugi)によるポケモンのイラストを見て、何のポケモンが描かれているかを当てるクイズです。


四畳半さんが手掛けるイラストは非常に独創的で、一部界隈では『画伯』の相性で親しまれています。


参考までに彼の代表作をいくつか紹介します。

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はい、素晴らしいクズモーですね。この1枚だけでも、ピカソも裸足で逃げ出す天才的センスをご理解いただけるかと存じます。

 

■この記事の目的


今回のガチガハクにおいて、私めいろは他を圧倒する高い正答率を叩き出しました。たびたび四畳半さんとピクトセンスで遊び彼のイラストを見慣れている身としては、今回の出題はさほど難しくありませんでした。しかし彼の作品を初めて見る方々にとっては難解だったようで、「これが分かるめいろさんは心に闇を抱えているんじゃないの?」と言われてしまいました。


そこで、私の頭がおかしいわけではなくて、しっかりとした根拠を以て解答を導き出しているということをみなさんに理解してもらうため、イラストを見てからの私の思考プロセスを問題解説という体でここに書き綴ろうと思います。

 

■第1問(配点10)


以下のイラストが示すポケモンの名前を答えよ。

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・解説
これは分かりやすいですね。
六角形のフォルムと、頂点から2本ずつ伸びる棒状のパーツが特徴をよく捉えています。
色も青色なので、これは間違いないですね。

正解は――

 

 

 

 

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フリージオでした。

会場の正答率は1人を除いて全員正解。その間違えた方も名前をド忘れしてしまっただけで、
絵自体の理解はできていたようです。

 

■第2問(配点10)


以下のイラストが示すポケモンの名前を答えよ。

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・解説
黒線で描かれた頭部・胴体・2本の腕から、人型であることが予想されます。足と思しきものは1本しかありませんが、ひとまず置いておきましょう。
次に頭部についている緑色のパーツを見ていきましょう。頭頂部に帽子のようなものが乗っかり、両サイドからツインテールのようなものが伸びています。恐らくここが一番特徴的な部分でしょう。

正解は――

 

 

 

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アママイコでした。これも易しいですね。

 

ところで、先ほど一旦保留にした足の本数を考えましょう。正解の画像どおり、アママイコは2本脚です。ではなぜ出題された問題は1本脚なのか。


実は四畳半さんの作品にはよく「あるはずものが描かれておらず、ないはずのものが描かれている」ことがよくあります。例を挙げるならば、彼が以前描いたミミッキュが分かりやすいです。彼は本来ミミッキュには存在しないはずの足を描いたという前科があります。このように、描かれている部位の有無・個数などは100%保証されていないことを念頭に置いておきましょう。

 

■第3問(配点10)


以下のイラストが示すポケモンの名前を答えよ。

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 ・解説

まず目を引くのは頭部でしょう。丸い頭部にクチバシと思しきものが描かれています。
そして頭部の下の胴体には丸いパーツが2つ付随しています。位置から考えると、これは脚部とみてよいでしょう。


勘の良い人ならこの時点で答えをある程度絞り込めるはず。そう、このイラストはポリゴンあるいはポリゴン2の2択なのです。


では正解はどちらなのか。判断基準は頭部にあります。それはクチバシが独立した部位として存在していることです。ポリゴンであれば頭部は1つのパーツからなり、このようなイラストにはならないはずです。


ということで正解は、

 

 

 

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ポリゴン2でした。


これも参加者のほとんどが正解した問題でしたが、1人だけ「ムックル」と解答した方がいらっしゃいました。クチバシから鳥ポケモンを連想したのだと思われますが、このイラストが鳥ポケモンである可能性は早期に排除することができます。


このイラストをご覧ください。

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こちらも四畳半さんの作品で、先日発売になったポケモンカードのパック「スカイレジェンド」で登場した「ファイヤー&サンダー&フリーザーGX」のイラストです。カントー伝説の3鳥が描かれているわけですが、脚部に注目してください。3匹のいずれの脚も指が3つある鳥らしいものになっています。そう、四畳半さんが鳥ポケモンを描くとき、脚部は大抵の場合この趾(あしゆび)の形になります。この知識があれば、第3問のイラストは鳥ポケモンではないと判断できるでしょう。

 

■第4問(配点10)


以下のイラストが示すポケモンの名前と技を答えよ。

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・解説

この問題は出題形式がちょっと変わっていて、描かれているポケモンと、そのポケモンが使用している技の2つを答えるものになっています。ですが絵を見て何が描かれているか理解するという本質は一緒です。怯まずに考えていきましょう。


まず画面に大きく描かれた人型のポケモンが目に入ります。頭部・胴・腕は棒人間レベルのディティールで判断材料にはなりそうにないですが、スカート状の下半身は大きなヒントとなりそうです。


次に、画面中央に描かれている波状の何かと、その周りの音符に着目します。どう考えてもこれは生物ではないので、これが技を表しているのだろうと思われます。また波と音符という2つから、この技は俗に言う「音技」であると推測できるでしょう。


そして3つ目、画面下側にいる青いポケモンと赤いポケモンが何なのかを考えていきましょう。恐らくこいつらは技を受ける側のポケモンなのでしょうが、えーと――

 

な に こ れ 。

 

つい思考がフリーズしそうですが、がんばって考えます。


右側はフォルムからして虫タイプだと思われます。しかしこの色・形状で虫タイプのポケモンには心当たりがありません。いくら考えても分からないのでパス。


左側は……切断された青いバナナでしょこれ。青いバナナをモチーフにしたポケモンは私が知る限り存在しなかったはずです。8世代で登場する新ポケでしょうか。これも分からないのでパス。


というわけで技を受けているポケモンが誰なのかについては判断しかねるわけですが、それでも読み取れる情報が1つだけあります。それは技を受けているポケモンが2匹存在するということです。なぜ2匹描く必要があったのか。勘のいい方ならもうお気づきでしょう。そう、このイラストで描かれている場面はダブルバトルで、この技は相手の2匹を対象とした全体技なのです。

 

これで手掛かりは揃いました。技の使用者はスカートめいた下半身が特徴の人型ポケモンで、全体技の音技を使っています。そこから導かれる解答は、

 

 

 

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ポケモン名はメガサーナイト、そして技名はハイパーボイスです。

 

この問題はイラストに散りばめられたヒントを組み合わせて答えを構築するという、思考力がためされる良問だと思っています。

 

余談ですが、技を受けている下の2匹はカプ・レヒレヒードランだそうです。
……え?

 

■第5問(配点20)


以下のイラストが示す技の名前を答えよ。

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・解説

この問題はイラストが表す技だけ答えればよい問題です。さきほどの4問目と比べるとシンプルな出題になります。


描かれているものは分かりやすく、画面中央のドリルと、技に被弾して泣いているポケモンがいることがすぐ読みとれるでしょう。この情報から、解答はドリル系か、涙系の技の2択に絞り込むことができます。


先に涙系統の技から考察しますが、涙を流す技というのは「うそなき」と「なみだめ」しかありません。この2つはどちらもドリルに関係ない技なので、これらが正解ならばイラストにドリルを描く必要はありません。よって涙系の技である線は消せるでしょう。


となると答えはドリル系の技です。ドリル系の技は「つのドリル」、「ドリルくちばし」、「ドリルライナー」の3つです。一応、「ちょうぜつらせんれんげき(ハガネZ)」を候補に入れておいても悪くないでしょう。


4択まで絞ったところで、さきほどの涙系の考察と反対で、被弾者が泣いている理由を探しましょう。技が当たって泣くということはそれほど嫌な技であるということです。上記4つの候補のうち、みなさんが被弾したら一番嫌だと思う技はなんでしょうか。1つだけ、ぶっちぎりで嫌な技がありますね。そう、答えは

 

 

 

つのドリルでした。

 

余談ですが作者曰く、技の使用者・被弾者は特定のポケモンを表しているわけではなく、ただ適当に丸を描いただけとのことでした。

これは四畳半さんの作品に稀に見られる手法です。代表例ですが、彼はピクトセンスでカラナクシあるいはトリトドンを描くとき、カラナクシ族の色がシンオウ地方の東西で違うという性質を利用して、画面左(西)にピンク色の円を、画面右(東)に青色の円を配置することで表します。見るものの理解力に判断を委ねるこの表現手法は、描画時間を短縮できるという点でピクトセンス界隈において高く評価されています。

 

■第6問(配点20)


以下のイラストが示すポケモンの名前を答えよ。

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・解説

これは考えるまでもなく分かりますね。答えは

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 太陽の塔でした。

 

現実逃避は置いといて、真面目に考察していきます。

 

縦長のフォルム、左右の大きな翼、二本足という特徴から、第一印象は「ウルトラネクロズマ」かなと思いました。しかしこのイラストは体のメインパーツが黒線で書かれており、メインカラーが黄色のウルトラネクロズマとはあまり一致しないので、ウルトラネクロズマは候補外となりました。


次に黄色で書かれたサブパーツを見ましょう。頭部に生えた2本のツノ状のパーツは決定打にはならなさそうですが、胴体の3つの楕円はどうでしょうか。個人的にはこの部分が最も重要なヒントだと感じました。


というわけで答えは

 

 

 

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ギラティナでした。
えーと、脚二本しかないんだが……。

 

■第7問(配点30)


以下のイラストが示すポケモンの名前を答えよ。

 

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・解説

今回のガチガハクで最も物議を醸した問題になります。


大きな手掛かりになりそうな部分は、頭の上部中央から伸びている1本のツノのような物と、腹部に描かれたひし形の模様でしょう。目立つ特徴が少ないので、短い腕や、全体的に丸っこい体型も考慮してみます。


これらのヒントを組み合わせると、該当するポケモンはアレしかいません。正解は

 

 

 

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ヨーギラスでした。
シンプルだし本物とかけ離れた描写もないのでまあまあ正答率は高いと思っていたのですが、正解者はなんと私1人でした。解答もみんな見事にバラバラで、かなり難問だったようです。個人的には簡単だと思ったんですけどね。

 

■第8問(配点30)


以下のイラストが示すポケモンの名前を答えよ。

 

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・解説

これまた難問です。


ヒントとなるのは主に玉ねぎ状の頭部と、胴体から生えた2本2対のナニカ。脚が胴体に対して長いように感じますが、他2つのヒントに比べると重要性は低いと思われます。
まず玉ねぎ頭という点から、ヤジロンネンドールが思い浮かびました。しかしこの2匹には2本2対のナニカは存在しません。


ではなんだろうと玉ねぎ頭のポケモンを記憶から探した結果、あるポケモンにたどり着きました。2本2対のナニカの正体もつかめました。これは翅です。正解は

 

 

 

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セレビィでした。いや翅2枚1対じゃねーか。


これも正答率が低く、私を含む2人しか正解しませんでした。


他の解答としては、エルレイド、キリキザンという解答が2~3あったようです。

 

■第9問(配点20)


以下のイラストが示す技の名前を答えよ。

 

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・解説

 技の問題です。


まず目につく画面上の2匹。これは特徴をよく捉えた絵なのですぐに分かりますね。ラッキーとハピナスです。ラッキーとハピナスが並んでいる場面と言えば、ポケモン対戦を嗜む方ならピンと来るかと思います。これはポニ島のポニの広野でレベル上げをしている場面になります。ここまで来れば芋づる式に、下に描かれているポケモン努力値振り・レベル上げ要員としてメジャーなアブソルであることが分かるでしょう。


さて問題は技ですが、ラッキーハピナスとアブソルの間に波状のナニカが漂っています。レベル上げ要員のアブソルに波系の全体技があるとは考えづらいので、これはラッキーハピナス側が使う技だと推測できます。野生のラッキーとハピナスが使う技は、「いやしのねがい」「いやしのはどう」「タマゴばくだん」「なげつける」「ひかりのかべ」の5つです。この中でイラストとの一致度が高いのは

 

 

 

いやしのはどうでした。

 

これは比較的易しい問題だと思います。


ですがこの問題には1つ不備があります。それはイラストのラッキーとハピナスが同時にアブソルに向かっていやしのはどうを使用していることです。野生のラッキーとハピナスは隣に呼び出しポケモンがいるとき、いやしのはどうを敵ではなく味方に撃ちます。「このゆびとまれ」「いかりのこな」「Zみちづれ」を使った場合は敵にいやしのはどうが当たりますが、アブソルはいずれの技も覚えません。よってイラストに描かれているシチュエーションは起こりえないものであり、この問題は出題ミスと言えるでしょう。

 

■第10問(配点30)


以下のイラストが示すポケモンの名前と特性を答えよ。

 

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・解説

今度はポケモンの名前とその特性を答える問題です。

 

まずポケモンが4体いることに着目。第4問と同様の理由で、ダブルバトルを描いた絵であることが分かります。また、左下のクリーチャー以外は割と上手く描かれているので誰なのか分かりますね。上2匹がカプ・テテフギルガルド、右下がハギギシリになります。


残る1匹はいくら考えても分からないのでとりあえずほっといて、フィールドを飛び交う技を考察しましょう。まず上側の茶色で描かれた波状のナニカですが、パッと思いつくのは地震でしょうか。地震であると仮定すると、カプ・テテフギルガルドハギギシリ地震を覚えないので、技の使用者は正体不明の左下でしょうか。ハギギシリが被弾していないのが気になりますが、他に思い当たる技がないので一旦仮決めしておきます。


次に下2匹の間にある技を考えていきます。青色とひし形のマークから、この技は氷タイプの技だと予想できます。そしてもう1つ重要なのは味方に撃っているということです。味方に撃つということはサポート系の技だと思うのが自然ですが、氷タイプでサポート系の技というのはパッと思いつきません。そこで一旦この技は氷タイプの攻撃技だと仮定しましょう。すると自ずと答えにたどり着くはずです。この絵は、ハギギシリが確定で急所に当たる技「こおりのいぶき」を味方に撃って、急所被弾すると攻撃ランクが最大まで上昇する特性「いかりのつぼ」を発動させるコンボを表しているのです。
ここまで来れば答えはもうすぐそこです。地震を使い、特性がいかりのつぼポケモンで、左下のイラストに最も近い造形のポケモンと言えば、そう

 

 

 

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バクーダです。よって正解はバクーダ/いかりのつぼ となります。これも推理力が試される良問だと思います。


残念ながら私はこの問題不正解でした。間違った解答を送ったあとで正解に気付くも、時すでに遅し。

 

■第11問(配点40)


以下のイラストが示すポケモンの名前を答えよ。

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・解説

……やっべえ全然わかんねえの来た。
脳が全力で逃げろと叫んでいますが、ポケモントレーナーとして勝負の最中に背中を見せるわけにはいきません。とりあえず考えましょう。
読みとれる情報は、てるてるぼうずのようなフォルムであることと、頭部と胴体の境目に赤いパーツがあること。
ふと天啓が下りてきました。ああ、あのポケモンだ、と。ゴーストタイプで特性浮遊、魔女のようなルックスでファンも多いあのポケモン。そう、正解はムウマーj……

 

 

 

 

 

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択負け!!!

 

というわけでこれも私は不正解でした。頭つるつるじゃん何があったんだよ……。


ちなみに他の参加者はけっこう正解してました。多かった誤答はムウマージカゲボウズですね。

 

■第12問(配点50)


以下のイラストが示す技の名前を答えよ。

 

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・解説

ガチガハク最終問題。難易度は最大ということで配点も50点だったのですが……。

あれ、簡単じゃね?

そう思ったあなたの感性は正常です。おめでとうございます。


一応解説します。まず左のポケモンと技に注目しましょう。


どう見てもサウザンアローを撃っているジガルデですね。


緑色をした蛇型のフォルムと、山なりの起動で放たれる茶色の技。一目瞭然でしょう。
というわけで正解はサウザンアローです。

 

 

 

……と答えたあなた。


浅はかです。答えを出すのはまだ早い。

 

右下の棒人間をご覧ください。上から赤でバツ印を描かれています。このバツ印は何かを禁止していることを表しているのだと読み取れます。では何を禁止しているのか。棒人間は走るフォームを取っています。そこから少々強引な連想なのですが、この棒人間は逃げようとしているのではないでしょうか。非常口のマーク等にも描かれているアレと同じ発想です。つまり、技を被弾した棒人間は、逃げることを禁止されているわけです。ここまで来れば分かりますね?

 

この絵が表している技は、サウザンウェーブでした。

 

最初にも書きましたが、配点のわりには易しい問題だったかと思います。


誤答の例としては先述のサウザンアローが最も多かったです。また「サウザンドウェーブ」と技名を間違える惜しい解答をした方もいらっしゃいました。


一方で分からない方にはとことん分からなかったらしく、まず左のポケモンがジガルデであることすら理解できないとのことでした。たしかによーく見るとなんだこいつ。

 

 


以上、ガチガハク全12問の解答・解説でした。
あなたは何問正解できたかな。

 

 

■おわりに


こんなしょーもない記事を最後まで読んでくださりありがとうございます。久々のブログ更新がこんな内容でいいのだろうか……。


最後に。

 

改めて61オフで遊んでくださったみなさん、本当にありがとうございました。またやりましょう。

 

それではノシ


 

【S14スペシャル】リロード零度スイクン【単体記事】

シーズン14スペシャルレートで使っているおもちゃが存外強くて楽しいので紹介します。

 

 

■シーズン14スペシャルレートについて

木の実以外の道具をポケモンに持たせられないシングルバトル

・禁止伝説・幻のポケモン使用不可

 

 

■おもちゃの誕生経緯

 

火力アップアイテムを持てない≒受けループをパワーでねじ伏せるの難しい。

一撃必殺技で受けループを対策しよう。パーティの相性補完的に、とりあえず零度スイクンを試すか。

受けル相手に零度の試行回数を稼ぐのは簡単だけど、8発撃ち切っても1~2回しか当たらなくて勝てない。もう少し勝率を上げたい。

どうしよう……。

そうだ。

 

零度のPPを増やせばいいんだ。

 

 

■解説

 

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スイクンヒメリの実

特性:プレッシャー

調整:HBぶっぱ

技:熱湯/絶対零度/眠る/身代わり

 

受けループ対策として考案した一発屋スイクン

ヒメリの実(PP0になるとその技のPP10回復する)を持つことで、通常8回しか撃てない絶対零度16回撃てるようになった。

 

スイクンの零度を8回撃った場合、そのヒット数の期待値は 0.2×8=1.6 であり、倒せる数の見込みは12匹程度にしかならない。

一方で16回撃った場合、そのヒット数の期待値は 0.2×1.6=3.2。すなわち、3匹は倒せると見込めるのである。
6350シングルで選出するポケモン3匹。そのすべてを倒すことができるのだから、この戦法はシングルバトルの必勝法と言っても過言ではない(ガバ理論)

冗談はさておき、零度を16発撃ち切って3発以上当たる確率は約672発以上当たる確率は約87であり、かなり分のいい賭けと言えるだろう。2体倒すことができれば裏の2匹で対処することもできるし、最悪相手のPPを枯らすことも可能。プレッシャーと眠るがあるのでPP合戦には滅法強い。

 

使い方はシンプル。受けループ相手に選出して、体力管理しながら零度を連打するだけ。

スイクンだけでなく他の一撃必殺技使いにヒメリを持たせてみても強いかもしれない。

一撃技を8回避けきって「助かったー!」と安堵する相手を、ヒメリを食べて絶望させよう。

 

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■あとがき

この記事を書いた目的は2つあります

 

一つは、単純に面白いおもちゃの自慢がしたかっただけ。

そしてもう一つの理由は、スペシャルレートの布教です。

 

今シーズンのスペシャルレートは過去最悪の過疎に見舞われており、シーズン開始から1カ月が経とうというのに未だ参加人口が500人程度というのが現状です。

でもルール自体はめちゃくちゃ面白いんです。シングルレートとは全然違う新鮮な環境が楽しめるんです(例を挙げると、ミミッキュが全然いません)。本記事で紹介したような変態型が真面目に採用されるような環境です。

参加者が少ないのは、単純にみんなスペシャルレートのことを知らないからだと思っています。一度遊んでみれば、きっとその面白さのとりこになるはず。スペレを遊んだことない人がスペレに興味を持つきっかけになれば――そう思ってキーボードを叩いた次第です。

シーズン143ヶ月もあるので、ちょっと他ルールに飽きてきたという方は箸休め感覚でスペレに潜ってみるのはいかがでしょうか。

みなさんの参戦、心よりお待ちしております。

 

最後までお読みくださりありがとうございました。

 

 

 

 

【シンプルシンフォニー】疾風迅雷ペロリーム【最高レート1730】

インターネット大会「シンプルシンフォニー」で使用した構築の紹介です。

 

 

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■シンプルシンフォニーについて

・タイプが1つのだけのポケモンのみ使用可能なシングルバトル

・禁止伝説・幻の使用禁止

メガシンカ禁止

 

■構築経緯

単タイプしか使えず受けが難しいことから、攻撃的なパーティを組むことにした。

最初に、カバルドンの欠伸への耐性を持ち、カビゴンやポリゴン2などの高耐久ノーマルに強く、オニゴーリのまもみがループを崩すこともできる火炎玉f:id:meiro_poke:20190127214249p:plainを採用。

2匹目は、爆発的な抜き性能を持ち、特性天然で止まらない胃液f:id:meiro_poke:20190127214322p:plainに決定。

上記2匹を使うにあたって壁によるサポートが欲しいと感じたので、ある程度の行動保証があり起点回避も可能な両壁f:id:meiro_poke:20190127214345p:plain3匹目に採用した。

ここまででカバルドンクレセリアなどの物理受けが重いのでf:id:meiro_poke:20190127214408p:plainを投入。また、隙を見せると止めづらいジャローダへのストッパーとして、上から弱点を突けるf:id:meiro_poke:20190127214430p:plainを採用。

最後に、毒びしからのみがまもループ展開への対策として、定数ダメージ無効のf:id:meiro_poke:20190127214454p:plainを添えた。

 

 

■単体紹介

 

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ローブシン@火炎玉

性格:意地っ張り

特性:根性

実数値:201(164)-198(156)-116(4)-×-96(84)-78(100)

技:ドレインパンチ/はたき落とす/マッハパンチ/ビルドアップ

 

パーティ構築の開始点。

カビゴンなどのノーマルタイプに強く、催眠耐性を持っている点が魅力で採用。打ち合いに強く、対策が甘いパーティはこいつで半壊させられる。

最初はSを伸ばして毒づきを持たせてピクシーとニンフィアを返り討ちにするつもりだったが、カバやクレセとの打ち合いを優先してビルドアップを採用した。ビルドアップは悪くない技だったが、ピクシー・ニンフィアが相手にいて出さない試合が多かったので、毒づきの方がよかったかなと考えている。

調整は以下の通り。

Hアギルダーの命懸け+火傷ダメ1回耐え

AA2根性叩きで特化クレセ確1

D:壁下で無振りクレセのサイキネ3耐え

S12振りマルノーム抜き(ビルド積むときにアンコで縛られないため)

 

 

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ペロリーム@オボンの実

性格:意地っ張り

特性:軽業

実数値:159(4)-145(252)-106-×-95-124

技:じゃれつく/ドレインパンチ/胃液/腹太鼓

 

積みエース。

壁下で雑に積むだけで強い。ドレパンで殴りながら回復できるので場持ちがよい。またスカーフメタモンに対して先制できるのがとても偉く、数ある積みエースの中でもユニークな輝きを持ったポケモンだと思う。

普段はじゃれドレパン太鼓身代わりで使っているが、今回はピクシー対策に胃液を採用。ある程度は機能してくれた一発芸だったが、ほとんどの試合で特性が消えたピクシーを下げられたため、引きに合わせてドレパンを撃たないと先にこちらが倒れるという欠点もあった。

 

 

f:id:meiro_poke:20190127215158g:plain

ライコウ@光の粘土

性格:臆病

特性:プレッシャー

実数値:195(236)-×-98(20)-×-120-183(252)

技:放電/リフレクター/光の壁/吠える

 

起点作りの壁張り役。

ジャローダを抜ける素早さ、麻痺が入らない電気タイプ、アギルダーの命懸けを耐えるHP、吠えるで起点回避できる点を買って採用。

ほぼ全試合選出したにもかかわらず、なんの仕事もできずに倒されたことが一度もなかった。電気技無効の相手には何もできないが、吠えて流してごまかしが利くのでさほど不便さは感じなかった。

 

 

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ジャローダ@気合の襷

性格:臆病

特性:天邪鬼

実数値:151(4)-×-115-127(252)-115-181(252)

技:リーフストーム/ドラゴンテール/リフレクター/挑発

 

カバ対策その1。

カバルドンを意識しての採用だったが、トップメタでガンメタされていたので出しづらかった。草食持ちを1匹入れるだけで簡単に対策できてしまうトップメタに安易に手を出したのは失敗だったなあと反省している。

相手の起点作り妨害やピクシー対策として挑発を入れたほか、バトン対策にドラゴンテールを持たせていた。マジックミラーで安心しきっているエーフィを吹き飛ばすのは爽快だった。

 

 

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トルネロス【霊獣】@ヒコウZ

性格:臆病

特性:再生力

実数値:155(4)-×-100-167(252)-110-190(252)

技:暴風 /熱風/挑発/身代わり

 

カバ対策その2

相手のカバやジャローダを意識して採用。考察段階ではストッパーのつもりだったが、実戦では先発での選出がほとんどで、相手の起点作りを邪魔したり、初手のZ技で1匹無償突破してアドを得るなど、想定していなかった活躍を見せてくれた。化身フォルムより少し高い耐久が活きる場面が地味に多かった。

 

 

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ランクルス@毒々玉

性格:図太い

特性:マジックガード

実数値: 217(252)-×-139(252)-145-106(4)-50

技:サイコショック/溶ける/瞑想/自己再生

 

毒菱対策枠。

悪タイプが少なくサブウェポンの必要性が低かったため、ワンウェポンして代わりに溶けるを採用。物理・特殊耐久のどちらも上げられるため要塞化に拍車がかかっていた。

 

 

■選出・立ち回り・その他

基本的にペロリームを通すことを考えて立ち回った。

基本選出は先発f:id:meiro_poke:20190127214345p:plainf:id:meiro_poke:20190127215010p:plainf:id:meiro_poke:20190127214322p:plain

 

相手にフェアリーがいる場合はf:id:meiro_poke:20190127214430p:plain先発で場を荒らし、裏のf:id:meiro_poke:20190127214345p:plainf:id:meiro_poke:20190127214322p:plainで全抜き展開を狙う。

毒菱展開にはf:id:meiro_poke:20190127214430p:plainf:id:meiro_poke:20190127214454p:plainを出せばだいたい勝てた。

 

目立った欠陥はなかったが、しいて言うならピクシー対策が甘かったことが挙げられるだろう。胃液ペロリームで対策できている気になっていたが、実際に戦ってみると確実な対策とは言えず勝率はそこまでよくなかった。

 

 

■戦績

 

最高レート:1730

最終レート:168x

順位:後日記載

 

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