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【トリックホリック】撒い舞いグライウルガ【最高レート 1757】

インターネット大会「トリックホリック」で使用した構築の紹介です。 

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■トリックホリックについて

・ハロウィンにちなんだ、各国で怖いイメージのあるポケモンが使用可能なシングルバトル

・過去作産使用可能

使用可能なポケモンのリストは下記URL参照

https://3ds.pokemon-gl.com/information/4b7d9bd7-f965-4dc1-9890-70e590115fe8

 

環境としては、マーシャドーミミッキュがトップメタ。受け指向のポケモンにはドヒドイデグライオンウォッシュロトムの採用が多く、積みポケではウルガモスデンジュモクアーゴヨンが人気だった。

 

 

■構築経緯

高い素早さと優秀な技範囲を持ち、オニゴーリやバトン展開への抑止力にもなるf:id:meiro_poke:20180812015151p:plainから構築スタート。

2匹目には、マシャが止まる物理受けに強く、ミミッキュで止まらない積みエースである耐久振り羽休めf:id:meiro_poke:20180812015049p:plainを採用。ウルガモスでの全抜きを勝ち筋にするにあたりマシャの襷を潰すステロは必須と考え、ステロf:id:meiro_poke:20181028180830p:plainもセットで採用した。

次に、ステロ撒きやウツロイドなどウルガモスを選出しづらい要素をケアでき、マーシャドーへの打点もある襷f:id:meiro_poke:20180902112742p:plainを採用した。

ここまででオニシズクモが重いと感じたので、5匹目にf:id:meiro_poke:20181028180944p:plainを入れた。最後に、イーブイバトンと猫の手胞子対策としてラム持ちf:id:meiro_poke:20181028181519p:plainを添え、パーティ完成とした。

 

 

■個別紹介

 

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マーシャドーマーシャドーZ

性格:陽気

特性:テクニシャン

実数値:165-177(252)-101(4)-×-110-194(252)

技:シャドースチール/インファイト/影打ち/ビルドアップ

 

採用しない理由がほぼなかった。

フルアタの襷持ちは物理受けで簡単に止まってしまうので、崩しが可能なビルドマシャZ型を採用。スペレ勢にはお馴染みの型だが、今大会ではさほど警戒されておらず通りが良かったように感じた。一方で襷がないのでミミマシャに弱めなのがたまに瑕だった。

 

 

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ウルガモスエスパーZ

性格: 控えめ

特性:炎の体

実数値:191(244)-×-97(92)-178(52)-126(4)-135(116)

技:炎の舞/サイコキネシス/羽休め/蝶の舞

 

構築のエース。

羽休めによって舞ったあともある程度のHPを確保でき、マシャの影打ちで縛られにくいのが偉いポイント。持ち物は、安全に蝶舞を積める混乱実や、ステロなしでもマーシャドーを倒せるゴツゴツメットも候補に挙がっていたが、最終的にウツロイドドヒドイデをワンキルできるエスパーZを採用した。

今大会は舞ったこいつを止める手段が少なく、ステロを撒くだけでもわりと容易に全抜きすることができた。不意の岩技やZ技で舞う前に倒されるのが痛手なので、安全な対面を作って舞うことがキモ。

調整は、1舞後130族抜き&マシャのシャドスチ+影打ち耐え&↑1サイキネでマーシャドー確1。

 

 

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グライオン@ヤチェの実

性格:陽気

特性:怪力バサミ

実数値:151(4)-147(252)-145-×-90-161(252)

技: 地震/岩石封じ/氷の牙/ステルスロック

 

先発ステロ要員。

レートでもたまに見かけるAS振りの非ポイヒ型。ステロを撒いたりS操作をしたりして裏へつなぐのがお仕事。

この型の持ち物は行動保証の襷が一般的だが、襷はエーフィに持たせたかったのでヤチェの実を持たせていた。素のデンジュモクのめざパ氷くらいは耐えることができる上、マシャの冷パン+影打ちを耐えるという襷にはない強みもある。襷じゃないことが敗因になった試合は一つもなかったので、この采配は正解だったと考えている。

 

 

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エーフィ@気合の襷

性格:臆病

特性:マジックミラー

実数値:141(4)-×-80-182(252)-110-178(252)

技: サイコショック/マジカルシャイン/リフレクター/あくび

 

ステロの牽制と対ウツロイドを目的として採用したアイドル枠。性別はもちろん♀である。

ゴーストタイプと悪タイプが多い環境なので、行動保証の襷持ち。相手を削ったり起点を作ったりするのが仕事だが、裏から出してストッパーにするのもなかなか使用感がよかった。あとマジカルシャインがあまり警戒されず、ドヒドイデサザンドラのような並びに何度かイージーウィンを決めている。

一方で打ち合いで負ける相手が環境に多く、腐るときはとことん腐るポケモンだったので、ステロ牽制のためだけに採用したのは少し失敗だったかもしれない。

 

 

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ロトム【ウォッシュ】@ウイの実

性格: 図太い

特性:浮遊

実数値:157(252)-×-169(212)-130(36)-128(4)-109(4)

技: ハイドロポンプ/10万ボルト/鬼火/電磁波

 

圧 倒 的 戦 犯 。

重かったオニシズクモとついでにドヒドグライに強い枠として採用したが、めちゃくちゃ弱かった。

まずボルトチェンジを切った技構成が完全にミスだった。ボルチェンを切ったせいで不利対面時に交代先に負担をかけてしまうのが良くなかった。代わりに切るとしたら鬼火が有力か。鬼火はミミマシャを機能停止させるために採用していたが、こいつらはボルチェン→マシャ出しで事足りそうだし、アーゴヨンなどの特殊ATに引かれることを考えるとなおさらボルチェンでいい。電磁波は死に出しされるアーゴヨンの足を奪うため、万ボルはドヒドイデ処理のために必要なので、やはり鬼火切りが正解だろう。

もう一つ弱かったのが、ハイドロポンプがまったく当たらなかったことである。誇張無しに大会通して命中5割超えてたか怪しい。頼むからせめて7割は当ててくれ。

 

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ミミッキュ@ラムの実

性格: 意地っ張り

特性:化けの皮

実数値:159(228)-156(252)-104(28)-×-125-116

技: じゃれつく/影打ち/トリックルーム/呪い

 

イーブイバトンと猫の手胞子の対策枠。

イーブイバトンに対しては、イーブイZのターンに投げてトリルを展開し、相手のエースの下からマシャでシャドスチを入れるという対策を用意していた。猫の手胞子はラムで透かしてじゃれつく予定だった。

イーブイバトンには一度も遭遇しなかった。

対猫の手胞子は2試合あってどちらもじゃれつくを外して負けた。

普通の選出にもあまり絡めることができなかったので、完全に空気だった。その上、対バトンも対胞子もろくに対策できていなかった気がする。ミトムと同様反省点の多い枠だった。

 

 

■立ち回り・選出・その他

基本選出は先発グライ+ウルガ+マシャ。2Z選出だが困ることはあまりなかった。

ウルガの通りが悪い(オニシズクモベトベトンガオガエンなどがいる)場合は、ミトム+マシャ+ウルガ以外から1匹選ぶ形を取ることが多かった。

 

 

■戦績

 

TN:めいろ

最高レート:1757

最終レート:168

順位:後日追記

 

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 ここから怒涛の運負けラッシュ→冷静さを欠きプレミ連発の負の連鎖に陥った。

 

 

【S11スペレ】無幻ドーブイバトン【レート1837 最終6位】

USUMシーズン11スペシャルレートで使用した2つ目のパーティの紹介です。
1つ目のパーティはこちら

 

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S11スペシャルレートについて

・一部の伝説・幻のポケモンが使用できるシングルバトル

・レベルが自動的にLv100になる

・過去作産使用可能

 

使用できる伝説・幻のポケモンは以下のとおり

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f:id:meiro_poke:20180812015055p:plainf:id:meiro_poke:20180902102858p:plainf:id:meiro_poke:20180812015058p:plainf:id:meiro_poke:20180812015101p:plainf:id:meiro_poke:20180812015107p:plainf:id:meiro_poke:20180812015110p:plainf:id:meiro_poke:20180812015113p:plainf:id:meiro_poke:20180812015118p:plainf:id:meiro_poke:20180812015142p:plainf:id:meiro_poke:20180902103053p:plainf:id:meiro_poke:20180902103113p:plainf:id:meiro_poke:20180812015145p:plainf:id:meiro_poke:20180812015147p:plainf:id:meiro_poke:20180812015151p:plainゼラオラ

 

 

■構築経緯 ※長いです

8月頭開催のインターネット大会『Lets Go! ピカチュウ・Lets Go! イーブイ』の考察・準備をしていたときふと、スペレでイーブイバトンが強いのではと思い立った。ちょうどサブロムで使うパーティに悩んでいたタイミングだったので、このきまぐれは実行に移されることに。

 

コンセプト上まずf:id:meiro_poke:20180902112718p:plainからパーティ構築を開始。

次にバトンアンカー。イーブイバトンを使うのが初めてだったので、ド定番のf:id:meiro_poke:20180902112742p:plainを使うことにした。

次は起点作り役。襷マーシャドーで止まらないようステルスロックを撒きたかったので、ステロを撒けて電磁波でS操作もでき、対面したマーシャドーの襷をほぼ確実に潰せるゴツメf:id:meiro_poke:20180812015023p:plainを採用した。

とりあえずバトンの使用感を掴みたかったので、残りの枠にはバトンの裏選出として積みポケを突っ込んで、いざレートへ。

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結果は1600台前半で停滞。ステロに依存しすぎてステロを撒けないとほぼ負けること、電磁波だけではイーブイの起点作りとしては不十分で、バトンする前にイーブイが倒されるケースが多かったことが問題点であった。一方で、環境にバトン展開を妨害してくるポケモンマーシャドー以外にほとんどいなかったため、バトンギミック自体は通しやすい印象だった。

以上を踏まえて改善点を探したところ、連続技で襷を貫通できシャドースチールも無効であるf:id:meiro_poke:20180902113049p:plainに可能性を感じ、こいつを2枚目のバトンアンカーに抜擢。また、ガルーラ採用によりステロを撒かずともマーシャドーに勝てるルートが生まれたので、イーブイの起点作りとして名高いf:id:meiro_poke:20180902113119p:plainを採用した。

 

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この改善が功を奏した。追加した2匹が非常に強力で、エーフィを差し置いてf:id:meiro_poke:20180902113119p:plainf:id:meiro_poke:20180902112718p:plainf:id:meiro_poke:20180902113049p:plain

が基本選出化。レートも順調に上がっていき1800超えを達成した。

しかし暴れ過ぎたせいか、その後カプ・レヒレドヒドイデなど黒い霧使いを仕込んだパーティが露骨に増加し、レート1700後半で停滞した。対策として、バトンギミックを基本選出の3匹に留め、残りの3枠で対バトン対策の裏選出f:id:meiro_poke:20180812015151p:plainf:id:meiro_poke:20180812015101p:plainf:id:meiro_poke:20180902181333p:plainを組んでみるものの、成果は思うように上がらず。

そこで発想を逆転させ、バトン対策枠がいようとも強引にバトンを通す方針にシフト。2枚目のバトン役として挑発バトンf:id:meiro_poke:20180902113651p:plainを採用し、黒い霧に屈しないバトン構築を組むことにした。

バトンに徹すると決めたので一度外したf:id:meiro_poke:20180902112742p:plainを2枚目のエースとして再採用。6匹目には、最初は蛇睨みジガルデを入れていたが、最終的にステロを撒けるS操作役で襷無しでも行動保証があるf:id:meiro_poke:20180902113740p:plainに落ち着いた。

 

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完成形。この並びで今季スペレの自己最高レートに到達した。

幻ポケどこ?

 

 

 

■個別紹介

 

 

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イーブイイーブイ      

性格:臆病

特性:危険予知

実数値:273(88)-×-194(232)-126-166-212(188)

技: とっておき/アシストパワー/身代わり/バトンタッチ

 

バトン役その1。構築の出発点。♀(←ここ大事)。

型自体は何の変哲もないテンプレ。調整は、自身がB↑2または相手がA↓2の状態でA252マーシャドーインファイトを最高乱数以外耐え & S↑2で最速ゼラオラ抜き。

行動もほとんどがエボルブーストしてアンカーに繋ぐだけの簡単なお仕事。アンカーがエーフィで相手にマーシャドーがいる場合は、あらかじめステロを撒いておき、エボルブースト後にマシャと対面していたら、アシパで倒してからバトンタッチする。トリルに対しては身代わり連打でターンを枯らすことで対応していた。

強いポケモンだったが、エボルブーストのエフェクトが長いのがたまに瑕だった。

 

 

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ガルーラ@ガルーラナイト    

性格:意地っ張り

特性:肝っ玉→親子愛

実数値:351-383(252)-236-×-237(4)-299(252)

技: 地震/ドレインパンチ/冷凍パンチ/グロウパンチ

 

バトンアンカーその1。

 

・バトン際のマーシャドーの攻撃を一発耐える

・襷マーシャドーをワンパンできる

シャドースチールが当たらない

・S↑2でスカーフシェイミを抜ける

 

というように、今季スペレでバトンアンカーに欲しい要素をすべて持っている偉いポケモン。ゴツメや吠える・吹き飛ばし持ちがほとんどいなかったのも追い風となり、縦横無尽の活躍ぶりを見せてくれた。

 

 

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エルフーン@気合の襷

性格:臆病

特性:悪戯心

実数値:261-×-207(4)-253(252)-186-364(252)

技: ムーンフォース/追い風/挑発/置き土産

 

起点作りその1。

こいつもテンプレ。お膳立てとしての性能はピカイチで、イーブイバトンによく採用されているのも納得だった。

やることは基本的に追い風をして置き土産で退場するだけ。挑発やトリックルームを持っていそうな相手には初手挑発。悪戯心無効の悪タイプを出されるのが面倒だが、ムーンフォースを覚えさせていたおかげでなんとかなることが多かった。

 

 

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ドーブル@食べ残し

性格:臆病

特性:ムラっけ

実数値:273(88)-×-132(104)-×-142(64)-249(252)

技: キングシールド/みがわり/挑発/バトンタッチ

 

バトン役その2。バトン対策の対策枠。

カプ・レヒレドヒドイデなどの黒い霧持ちが相手にいるときや、挑発を持っていそうなポケモンが多いときに選出。キングシールドと身代わりでターンを稼ぎながらムラっけで能力を上げ、アンカーにバトンする。黒い霧や挑発、吠えるを持っていそうなポケモンが出てきたら挑発してバトン妨害を阻止する。

このポケモンのおかげで以前は勝負を諦めていた黒い霧に勝てるようになったので、採用して正解だったと思っているが、能力上昇を運に任せねばならないのだけはいただけなかった。

 

 

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エーフィ@ウイの実

性格:臆病

特性:マジックミラー

実数値:334(252)-×-205(196)-296-226-298(60)

技: アシストパワー/マジカルシャイン/瞑想/朝の陽ざし

 

バトンアンカーその2。♀(←ここ大事)。

ガルーラが苦手なゴツメ持ちや吠える・吹き飛ばし持ちが見えているときと、相手パーティにマーシャドーがおらずガルーラより通りがよい場合に選出する。試合の8~9割はガルーラを出していたので選出回数は少なめだが、こいつじゃなきゃダメな場面も一定数あり欠かせない存在だった。 

 

 

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ツボツボ@メンタルハーブ

性格:慎重

特性:頑丈

実数値:244(252)-56-497(4)-×-545-109(252)

技:岩石封じ/ステルスロック/ねばねばネット/アンコール

 

起点作り役その2。ウルトラスーパーハイパーチャレンジで使ったのと同じなので詳細は省略。

エーフィをパーティに入れているとやはりステロが欲しかったので採用。イーブイの補助としては至らない点が多いので、もっぱらドーブルと組み合わせることが多かった。

ねばねばネットは相手の裏ポケのSを下げてくれるため、ドーブル選出時に相手の居座りor引きに合わせたキンシ身代わり択をせずに済む点が高評価。また急所被弾などでバトン役が事故っても、アンカーが自分で積んで全抜きする勝ち筋が残るのも良かった。

 

 

 

■立ち回り・選出・その他

・基本選出

先発f:id:meiro_poke:20180902113119p:plainf:id:meiro_poke:20180902112718p:plainf:id:meiro_poke:20180902113049p:plain

・相手にバトン対策枠が見えているとき

先発f:id:meiro_poke:20180902113119p:plainorf:id:meiro_poke:20180902113740p:plainf:id:meiro_poke:20180902113651p:plainf:id:meiro_poke:20180902113049p:plain

 

・ガルーラの通りが悪いとき

エルフorツボツボ+イーブイorドーブル+エーフィ

先発f:id:meiro_poke:20180902113119p:plainorf:id:meiro_poke:20180902113740p:plainf:id:meiro_poke:20180902112718p:plainorf:id:meiro_poke:20180902113651p:plainf:id:meiro_poke:20180902112742p:plain

バトンするだけだから立ち回りは楽チン。

 

 

■戦績

 

TN:つみき

最高レート:1837

最終レート:後日追記

最高順位:5位

最終順位:6位

 

 

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■感想


シーズン11お疲れさまでした。

今季スペレは2シーズンぶりのシングルバトルだったので、久々に真面目に取り組みました。

最初は、USHCと似たようなルールだし微妙だなあ、と思っていたのですが、始まってみれば普通に面白いルールでした。成績もそれなりのところまで行けたのでおおむね満足ですが、最終的にパーティから幻のポケモンがいなくなったことだけは残念でした。せっかくの機会だし幻ポケを活躍させてあげたかった……。

 

以上になります。

ここまでお読みくださりありがとうございました。 

【S11スペレ】無幻雨ペリグドラージ【レート1822】

USUMシーズン11スペシャルレートで使用した1つ目のパーティの紹介です。
2つ目のパーティはこちら

 

f:id:meiro_poke:20180902102046p:plain

 

S11スペシャルレートについて

・一部の伝説・幻のポケモンが使用できるシングルバトル

使用できる伝説・幻のポケモンは以下のとおり

・レベルが自動的にLv100になる

・過去作産使用可能

使用できる伝説・幻のポケモンは以下のとおり

f:id:meiro_poke:20180812015153p:plainf:id:meiro_poke:20180812015000p:plainf:id:meiro_poke:20180812015011p:plainf:id:meiro_poke:20180812015014p:plainf:id:meiro_poke:20180812015017p:plainf:id:meiro_poke:20180812015020p:plainf:id:meiro_poke:20180812015023p:plainf:id:meiro_poke:20180812015026p:plainf:id:meiro_poke:20180812015029p:plainf:id:meiro_poke:20180812015032p:plainf:id:meiro_poke:20180812015035p:plainf:id:meiro_poke:20180812015038p:plainf:id:meiro_poke:20180812015041p:plainf:id:meiro_poke:20180812015052p:plain

f:id:meiro_poke:20180812015055p:plainf:id:meiro_poke:20180902102858p:plainf:id:meiro_poke:20180812015058p:plainf:id:meiro_poke:20180812015101p:plainf:id:meiro_poke:20180812015107p:plainf:id:meiro_poke:20180812015110p:plainf:id:meiro_poke:20180812015113p:plainf:id:meiro_poke:20180812015118p:plainf:id:meiro_poke:20180812015142p:plainf:id:meiro_poke:20180902103053p:plainf:id:meiro_poke:20180902103113p:plainf:id:meiro_poke:20180812015145p:plainf:id:meiro_poke:20180812015147p:plainf:id:meiro_poke:20180812015151p:plainゼラオラ

 

 

■構築経緯

KP上位の幻のポケモンを眺めていて、雨ラグぶっ刺さってね? と思ったので、f:id:meiro_poke:20180812015003p:plainからパーティ構築を開始。そこから、天候始動役のf:id:meiro_poke:20180812015005p:plainと、雨が苦手とする耐久水に強いf:id:meiro_poke:20180812015047p:plainがすぐに入ってきた。また、ラグラージが素早さで負けるスカーフシェイミ対策として、最速f:id:meiro_poke:20180812015156p:plain2枚目の雨エースに据えた。

次に、雨で押しきるのが難しいフシギバナナットレイが相手パーティにいた場合の裏選出を用意した。まず、仮想敵にタイプ上有利で、高い抜き性能を誇るf:id:meiro_poke:20180812015008p:plainを採用。そして最後の枠には、ここまでで明確な処理ルートがないポリゴン2への対策として、低火力サイクルの崩しが可能でマンダとの相性補完も良いムシZf:id:meiro_poke:20180812015049p:plainを採用した。

f:id:meiro_poke:20180812015003p:plainf:id:meiro_poke:20180812015005p:plainf:id:meiro_poke:20180812015156p:plainf:id:meiro_poke:20180812015008p:plainf:id:meiro_poke:20180812015049p:plainf:id:meiro_poke:20180812015047p:plain

以上でパーティ完成とした。幻どこ行った?

 

 

■個別紹介

 

 

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ラグラージラグラージナイト

性格:意地っ張り

特性:激流→すいすい

実数値:341-438(252)-256-×-257-239(252)

技: 滝登り/地震/冷凍パンチ/雨乞い

 

雨エースその1。


構築経緯の節でも述べたが環境にぶっ刺さっていた。幻のポケモンたちに対して地面技と氷技がよく通っており、その2タイプを高い素早さから打ち込めるというのが大きな強み。


技の4つ目に入れた雨乞いは重いリザY対策。死に出しでソラビを撃ちにくるムーブに対して、リザメガシンカ→日照り発動→ラグ上から雨乞い→ソラビの溜めで1ターン拘束→滝でワンパン、という対処をしていた。ただしリザが先発で来たときはこの立ち回りが通用しないため、あまり取りたくない手であった。

 

 

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ペリッパー@気合の襷  

性格: 控えめ

特性:雨降らし

実数値:261-×-237(4)-317(252)-176-229(252)

技: ハイドロポンプ/暴風/冷凍ビーム/とんぼ返り

 

雨始動役。


とんぼ返りによる対面操作で雨エースを無償降臨させられる点や、裏選出に単体で組み込んでも腐らないスペックがある点を買って採用した。雨始動という役割があること、襷を持っていることなどからよく先発を務めていた。

 

 

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キングドラ@ミズZ        

性格: 臆病

特性:すいすい

実数値:291-×-226-289(252)-227(4)-295(252)

技: ハイドロポンプ/冷凍ビーム/波乗り/雨乞い

 

雨エースその2。

ラグラージが苦手なスカーフシェイミを成敗するために採用。素早さに性格補正をかけることで最速スカーフシェイミをギリギリ抜くことができ、上から冷ビでワンパンできる。雨下でスカーフシェイミを抜ける特性すいすい持ちは複数存在するが、こいつはその中で唯一草技が抜群で入らないポケモンであり、シェイミへの受け出しが一度は可能という点で他と差別化できるだろう。

実戦前はラグラージを出せないときに代わりに選出するという運用を想定していたが、実際に潜ってみたらペリッパーラグラージキングドラという雨のゴリ押しが基本選出と化していた。あとマンダと同時選出できるのが地味に高評価。

ラグラージと同じ理由で雨乞い搭載仕様。

 

 

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ナットレイ@ヨプの実     

性格: 勇敢

特性:鉄のトゲ

実数値:352(252)-315(252)-298-×-269-40 ※S個体値

技: ジャイロボール/パワーウィップ/叩き落とす/ステルスロック

 

雨パ御用達の補完枠。

相手パーティにレヒレギャラドススイクンなどの水ポケがいるときに出すほか、ステロを撒いて裏選出のエースの抜き性能を高めたり、マギアナのトリル展開に対するストッパーを務めたりもした。

宿り木でネチネチ削るのが性に合わなかったので、型はHAぶっぱの3ウェポンとなった。持ち物は、技範囲が広く交代しづらいマーシャドー対面でヤンキー居座りを合法化するヨプの実。鉄のトゲで襷を潰しながらジャイロボールで葬る処理ルートがそこはかとなくオシャレだった。

 

 

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ボーマンダボーマンダナイト           

性格: 意地っ張り

特性:威嚇→スカイスキン

実数値:332(4)-427(252)-296-×-216-339(252)

技: やつあたり/地震/ストーンエッジ/龍の舞 ※QR使用時はやつあたり→捨て身タックル

 

裏選出のエースその1。

雨の選出が厳しい相手に出す駒。心なしか通常のシングルよりこいつの対策が薄いパーティが多く、比較的通りが良いポケモンだった。

技は龍舞+3ウェポン構成。3ウェポンにしたおかげで抜き性能が高まり、ステロを撒いて一度舞えればなかなか止まらないエースだった。

 

 

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ウルガモス@ムシZ      

性格: 臆病

特性:虫の知らせ

実数値:312(4)-×-166-369(252)-246-328

技: 大文字/虫のさざめき/身代わり/蝶の舞

 

裏選出のエースその2。

ポリ2やテッカグヤなど他での突破が厳しい耐久ポケへの崩しとして採用。蝶舞をガン積みし火力で低速低火力をねじ伏せる。身代わりで毒や麻痺などの状態異常を透かせるのがとても偉い。

ウルトラスーパーハイパーチャレンジでも活躍した型で、何かと頼りにすることが多いポケモンである。

 

 

■立ち回り・選出・その他

・基本選出

先発f:id:meiro_poke:20180812015005p:plainf:id:meiro_poke:20180812015003p:plainf:id:meiro_poke:20180812015156p:plain

・相手に耐久水がいる場合

先発f:id:meiro_poke:20180812015005p:plainf:id:meiro_poke:20180812015003p:plainf:id:meiro_poke:20180812015047p:plain

・相手にバナやナットがいる場合 

f:id:meiro_poke:20180812015008p:plainf:id:meiro_poke:20180812015049p:plainf:id:meiro_poke:20180812015047p:plainf:id:meiro_poke:20180812015005p:plain から2匹

 

 

■戦績

 

・メインロム

TN:めいろ

最高レート:1822

最高順位:4位

 

 

・サブロム

TN:つみき

最高レート:1817

 

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以上。閲覧感謝。

 

 

【単体】ランドシェイミ

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シェイミ【スカイフォルム】@ジメンZ

性格:臆病

特性:天の恵み

努力値C252 D4 S252

技:シードフレア/エアスラッシュ/大地の力/身代わり

 

 

ライジングランドオーバーシェイミこれを言いたいがために記事を書いた。

S11スペシャル序盤で使用。エアスラを半減で受けにくるマギアナメタグロスをジメンZで返り討ちにし、通りがよくなったエアスラで相手の残りを引っ掻き回して1:1以上の戦果を狙う。メジャーな型のシェイミと異なり、受けにきた相手を運に頼らず処理できるのが強み。

ネタ採用のわりには意外とまともに戦えるポケモンだったが、欠点も多かった。

 

つ目は火力不足。実はZ大地の力でH252マギアナに確1取れないので、対面からは1発エアスラで怯ませて確定数をずらさなければ勝てない。シェイミメタとして名が挙がっていた精神力エンテイも跳ね返せると思っていたが、現実はチョッキ持ちが多く余裕で耐えられることが多かった。悲しい。

 

2つ目は環境変化についていけなかったこと。環境が進むにつれてシェイミ対策が鋼タイプから浮いてる電気にシフトしていったため、だんだん通りが悪くなりお役御免となった。

 

 

最初は真面目にランドフォルム考察しようと思っていたが、たどり着いた先はこんなところだった。かわいさ種族値は圧倒してるんだけどなあ。

 


最後に。


みんなもっとスペレ潜ってください。

 

 

【ピカブイ1on1】研ぎ澄ませ鈍 ~Zへの反逆~【レート1685 109位】

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インターネット大会『Let’s Go! ピカチュウLet’s Go! イーブイ』で使用した型の紹介です。

 

Let’s Go! ピカチュウLet’s Go! イーブイについて

・手持ち1匹で戦う

・自動的にLv50になる

ピカチュウイーブイのどちらかのみ使用可能

 

 

大会本番前は、

 

イーブイイーブイ

輝石イーブイ

ピカチュウ(電気玉,  カクトウZ)

イーブイイーブイ

 

の三竦みになると予想するプレーヤーが多かった

 

 

■型紹介&採用経緯

 

イーブイ@進化の輝石

性格:腕白

特性:適応力

実数値:162(252)-88(100)-99(156)-×-85-75

技:捨て身タックル/研ぎ澄ます/あくび/鈍い

調整意図

HBA252振りイーブイの捨て身タックル2耐え

  A特化ピカチュウ猫騙し+Z気合パンチ耐え

A:鈍い1積み&研ぎ澄ます状態捨て身タックルでエボルブースト後B特化イーブイ確1

 

今大会はエンジョイ勢(特に外国人)が多いだろうと思い、その層に確実に勝つことがレートを伸ばすために必須だと考えた。

 

エンジョイ勢が好みそうな型は、高速・高火力というシンプルな強みを持つ電気玉ピカチュウとスカーフ適応力イーブイだと予想。この予想を踏まえ、それらに安定して勝てるHBベースの輝石イーブイを使うことを決めた。

 

技構成は、本来不利であるイーブイイーブイに勝ち筋を残そうとした結果このような形になった。鈍い1積みの研ぎ澄ます捨て身タックルでHB特化をワンパンできる。4つ目の技には、守るで研ぎ澄ますを透かされるのを防いだり、行動ターンを増やしたり、相手のあくびをごまかすなどの目的であくびを採用した。

 

 

■立ち回り

 

ピカチュウ

1ターン目は捨て身タックルを選択。

 

➀相手が初手で猫騙しを使った場合

電気玉かカクトウZ持ちと判断し、2ターン目も捨て身タックルを選択。猫+ボルテッカー(Z気合いパンチ)を耐え、返しの一撃で仕留める。捨て身を耐えてくるピカチュウは非考慮。

 

②相手が初手守るだった場合

襷カウンターだと判断し、2ターン目はあくびを選択。相手を眠らせてから安全にHPを削りにいく。

 

③相手が初手で殴ってきた場合

一発攻撃を耐えて返しの捨て身で倒せれば勝ち。

 

イーブイ

1ターン目はあくびを選択

 

➀相手が初手で攻撃技を撃ってきた場合

ダメージ量から相手の型を判断する。ダメージが大きければスカーフと判断し、2ターン目に鈍い、3ターン目で捨て身タックルを選ぶ。ダメージが少ない場合は輝石持ちと判断。鈍いを積みつつ、こちらの残HPを見て適当な頃合いで殴りにいく。

 

②相手が初手でイーブイZを選択

2ターン目で鈍いを選択。相手の技を一発耐えて(急所以外ワンパンされない)、鈍いを積みながら相手の就寝を見届けたのち、研ぎ澄ます→捨て身タックルの順で仕留める。最速起きされると相手の型次第で負けるほか、相手がいびき持ちの場合は一発目のいびきで怯まない&最速起き→いびき失敗という細い勝ち筋に縋るしかないなど、確実に勝てるわけではないのが惜しいところ。

 

③相手が初手であくびを選択

おおかた輝石持ちと判断し、2ターン目は鈍いを選択。そのあとは自分が先に起きることを祈る。鈍いがあるのでダメージレースに強いこと、S無振りでほぼ下から行動できるので自分が起きるターンに相手のあくびを受けないことから、基本的に有利な試合展開を作れる。

相手が2ターン目にエボルブーストしてきた場合は、目が覚めてから研ぎ澄ます→捨て身タックル。

 

④相手が初手で身代わりを選択

涙を流せ。

 

■有利な相手/不利な相手

・有利

耐久無振りアタッカーピカチュウ

襷カウンターピカチュウ

スカーフイーブイ

 

・不利

イーブイイーブイ

毒願い事輝石イーブイ

イーブイ

 

 

■戦績

1日目:8-2

2日目:7-3

3日目:7-3

合計:22-8

最高・最終レート:1685
順位:109位(6151人中)

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めんどくさかったので相手のポケモン・型ごとの戦績までは取っていない。あしからず。

 

■感想

ピカブイ1on1お疲れさまでした。

今回はめちゃくちゃクセの強いルールでしたが、意外と奥が深く面白かったです。ただみんな言ってますがマッチングゲーでもあったので、真面目に取り組むもんじゃないかなあといった感じでした。早々に考察打ち切っておいて正解だったかも。

あと、11シングルという形式自体は、61シングル好きとしてときめくものがあり、ピカブイどちらかのみという縛りを取っ払って一度やってみたいなあと思いました。タイマン最強決定戦、とか燃えませんかね?

 

そんな感じで今回は以上になります。

最後までお読みくださりありがとうございました。

 

 

【ウルトラスーパーハイパーチャレンジ】ツボツボ始動ギャラネクロ【最高レート1774 22位】

インターネット大会・ウルトラスーパーハイパーチャレンジで使った構築の紹介です。

 

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■ウルトラスーパーハイパーチャレンジについて

63シングル準拠

・自動的にLv100になる

・同じポケモンを複数匹使用できる

・同じ道具を複数持たせることができる

ミュウツー, ルギア, ホウオウ, カイオーガ, グラードン, レックウザ, ディアルガ, パルキア, ギラティナ, アルセウス, レシラム, ゼクロム, キュレム, ゼルネアス, イベルタル, ソルガレオ, ルナアーラは使用できない

 

手持ち6匹をすべて同じポケモンにしたり、全員に襷を持たせることもできたりと、とても自由度の高いルールである

 

 

■構築経緯

強すぎて使わない理由がなかったので日食ネクロズマからパーティ構築をスタート。次に、襷をいくらでも持たせられるルールということでステロ撒きが欲しいと思い、ねばねばネットで素早さのサポートもできるツボツボを採用した。

 

3匹目にはネクロズマに強いメガギャラドス4匹目にはここまでで重いテッカグヤマギアナナットレイなどの鋼タイプに有利なウルガモスを採用。

 

残り2匹は考察時間不足で煮詰まらなかったため、適当に蛇にらみジガルデ+ムラっ気ビーダルの並びを突っ込んだ。

 

■個別紹介

 

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ネクロズマ(黄昏の鬣)ウルトラネクロズマZ

性格:陽気

特性:プリズムアーマー→ブレインフォース

実数値(ウルトラバースト前)336(4)-413(252)-290-235-254-278(252)

実数値(ウルトラバースト後)336(4)-433(252)-230-333-230-392(252)

技:フォトンゲイザー/地震/シザークロス/剣の舞

 

今回使用できるポケモンの中でぶっちぎりで強いかがやきさま。

 

数値が優秀なのはもちろんだが、マーシャドーシェイミの上を取れたり、ミミッキュの化けの皮を無効にできたりと、環境的にも強い要素を持ったポケモン。ツボツボの起点作りと合わせるとなかなか止まりづらいエースだった。

 

型はシンプルに剣舞3ウェポン。一致技かつZ技の元となるフォトンゲイザーはまず確定で、残り2枠はメガギャラドスへの打点となるシザークロス、日食ネクロミラー考慮の地震で埋まった。死に出しされたメガ前ギャラドスにメガ読みシザクロを撃つスリルは筆舌に尽くしがたい。

 

 

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ツボツボ@メンタルハーブ

性格:慎重

特性:頑丈

実数値:244(252)-56-497(4)-×-545-109(252)

技:岩石封じ/ステルスロック/ねばねばネット/アンコール

 

起点作り役。

 

襷潰しのステロ撒きとS操作のねばねばネットを両立。一応ドーブルでも同じことができるが、1ターンは瀕死にならない行動保証と、挑発ケアのメンタルハーブを両立できるのがツボツボの強みである。

 

技構成はテンプレだが、努力値を素早さに全振りしているのが変わっているところ。これにより、岩石封じで相手のSを下げたときに上を取れる範囲が広がるので、挑発をかけ直される前に補助技を繰り出すという芸当が可能になる。思いつきで試してみたのだが、何度か有効に機能してくれて満足だった。

 

 

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ギャラドスギャラドスナイト

性格:陽気

特性:威嚇→型破り

実数値(メガシンカ)332(4)-349(252)-194-×-236-287(252)

実数値(メガシンカ)332(4)-409(252)-254-×-296-287(252)

技:アクアテール/噛み砕く/地震/龍の舞

 

メガシンカ枠。

 

タイプ耐性でネクロズマに強く出られる点を買って思考停止気味に採用。相手のネクロズマを起点にして全抜きを狙いに行く積みエースである。若干足りてないSをツボツボのねばねばネットで補っており、スカーフ持ちや最速フェローチェに上を取られないのが安心できる。

 

メインウェポンにはアクアテールを採用。滝登りを差し置いてこの技にした理由は、A+1で無振りマーシャドーがステロ込み確1になるからである。滝登りだと43.7%の中乱数で、20%で怯むのを考慮しても突破率は約55%。舞ったギャラドスの前でマーシャドーに動かれると負ける構築だったので、命中不安には目を瞑ってこちらを取った。

 

トップメタの一角かと思いきや意外と通りが良く、思惑通りの活躍をしてくれた。アクテを一度も外さなかったのも偉かった。

 

 

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ウルガモス@ムシZ

性格:臆病

特性:虫の知らせ

実数値:312(4)-×-166-369-246(252)-328(252)

技:大文字/虫のさざめき/身代わり/蝶の舞

 

裏の積みエース。

 

全体的に重かった鋼に対して強く、ネクロズマで止まらないことを評価して採用。Z技の火力が凄まじく、舞ったり特性補正が乗ったりすると、伝説や半減タイプ相手でもワンパンしてしまう。

 

頻繁にステロが飛び交う環境だったため出番は控えめだったが、ある程度の仕事はこなしてくれたので採用して間違いはなかったと思っている。

 

 

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ジガルデ(10%フォルム)@気合の襷

性格:陽気

特性:スワームチェンジ

実数値:(フォルムチェンジ前)222-236-178-×-206-292

実数値:(フォルムチェンジ後)546-236-278-×-226-226

技:ドラゴンテール/地ならし/黒い霧/蛇にらみ

 

伝説の地雷枠。

 

後述のビーダルを使うにあたって麻痺撒き役を誰にするか考えたところ、地面タイプにも通る蛇にらみを覚え、麻痺が入らない電気タイプを呼ばず、麻痺撒きであることをあまり警戒されないこのポケモンに白羽の矢が立った。我ながらとても贅沢な伝説の使い方だと思う。

 

起点作り役ということで、持ち物は行動保証の襷で、技はサポート系と起点回避系で固めていた。副次的効果だがストッパーを務めることもでき、特に対バトン構築戦においては大活躍してくれた。フォルムチェンジする必要が薄いので特性をオーラブレイクにするのも検討したが、オーラブレイクは威嚇のように場に出したら表示される特性であり、スワームチェンジじゃないと知った相手に余計な警戒をされるのが嫌だったので、スワームチェンジにした。

 

ちなみに努力値配分なのだが、上記のとおりまったくの無振りである。調整――とかではなく単純に努力値振りを忘れていた。大会開始前日に慌てて個体調達をしたのがよくなかった。本来ならASぶっぱのつもりだった。レベルを上げる暇もなくすごい特訓もできなかったので、H個体値4のままである。幸いなことに、このミスが負けに直結した試合はなかった。たぶん。最近職場でもうっかりミスをたびたび指摘されている筆者だが、そういうとこだぞ。

 

 

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ビーダル@食べ残し

性格:陽気

特性:ムラっ気

実数値:344(180)-206-175(76)-×-156-265(252)

技: 滝登り/あくび/身代わり/守る

 

THE・害悪。

 

シングルのパーティを組むときによくある「2枠余ったしジャロゴーリ突っ込むか」くらいのノリで採用したポケモンオニゴーリと違いシャドースチールが無効なので、マーシャドー入りにもビビらず選出できる。

 

使い方はもちろん、ジガルデの蛇にらみかツボツボのねばねばネットでお膳立てしてからムラムラさせていくのがほとんど。たまにステロあくび戦法もやったりした。

 

流用個体で努力値振りがLv50想定なので、HPの残飯効率が残念なことになっている。なんなら他のポケモンも全部流用だったりする。ステロ4倍のウルガモスHP2nなのが特にヤバい。

 

他の手持ちではどうしても勝てない並びに対してのみ出していたので、選出回数はダントツの最下位。しかも自覚のなさが天元突破していたため、こいつに頼った試合はほぼ負けている。自ら運ゲーを仕掛けた手前文句を言うのはナンセンスだが、それでもさすがに酷かったと言わざるを得ない。しっかり考察時間を取ってもっと適任なやつを探せばよかった、と反省した枠だった。

 

 

 

■立ち回り・選出・その他

ほとんどの試合はツボツボ先発の裏ネクロ&ギャラ。こちらより先に全抜き体制を作ってきそうなパーティにはストッパーとしてジガルデを忍ばせていた。あとどうしようもないときはジガルデ先発で麻痺を撒き、ビーダル運ゲーを仕掛けていった(ほぼ全部負けた)

 

マーシャドーの影打ちがウルトラネクロズマに対して6~7割入るので、ネクロのHP管理が重要だったと思う。

 

 

■戦績

TN:めいろ

最高レート:1774

最終レート: 1760

順位:22

 

 

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【S8スペレ】追い風グラエルフ with 3メガシンカ【レート1810 最終36位】

USUMシーズン8スペシャルレートで使用したパーティの紹介です。

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S8スペシャルレートについて

・禁止伝説,幻のポケモンを一匹まで使用できるシングルバトル

・マーク不問

 

 

■構築経緯

シーズン序盤はレックウザアルセウスなどいろいろな解禁枠を開拓していたがいずれも上手く動かせなかったため、竜王戦予選でも使用し扱いに慣れていたグラードンを軸に据えることを決めた。

 

最初は、メガゲンガーブラッキーメガボーマンダミミッキュカミツルギ5匹を取り巻きに採用し、サイクル寄りのパーティを組んだ。このパーティでレート1700まではすぐに上がったが、それ以降は伸び悩んでしまった。

 

勝てない原因としてカミツルギを起点に相手のレックウザに好き勝手されていたことが考えられたので、この枠を追い風エルフーンに変更してみたところ、追い風下のグラードンの制圧力が凄まじいことが思いがけず判明。その強さに魅了され、パーティを追い風パとして作り直すことにした。

 

まず、軸となるエルフーングラードン2匹が確定。次に、グラードンが止まりやすいレックウザランドロスに強いメガボーマンダ、同じくグラードンが苦手なネクロズマルナアーラに強いメガギャラドス2匹を採用。残りの2枠は、グラードンで倒し損ねた残兵の掃討を想定し、単純に対面性能が高いミミッキュクチートを採用した。

 

 

■個別紹介

 

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グラードン@紅色の玉    

性格:臆病

特性:日照り→終わりの大地

実数値:175-×-180-202(252)-111(4)-156(252)

技:噴火/大地の力/火炎放射/龍の波動

 

禁止伝説枠。エース。

 

超火力の一致技、優れた技範囲、隙の少ないタイプ耐性を持つ素晴らしいポケモン。最大威力の晴れ噴火の火力が凄まじく、無振りイベルタルが確1、無振りアルセウス7割弱でワンパンしてしまうほど。一方、素早さは禁伝の中では遅い90族であり、禁伝同士で殴り合うとZ技でワンパンされたりHPを減らされ噴火の火力を削がれたりするのがネックだった。

 

そこで今回は追い風エースとしてこいつを使うことにした。高火力×高速=強いという単純なアイデアだが、グラードンは素早さで上を取ると相性関係が逆転する相手が多く、追い風との相性が抜群に良い。高レートが相手でもこいつが3タテすることが多く、鬼神のごとき無双っぷりを見せてくれた。

 

性格は追い風が止んだあとのミラーを意識して臆病にしていたが、控えめでも良かったかもしれない。臆病だったおかげで勝てた試合と、臆病だったせいで負けた試合、どちらも同じくらいの数あったので、一長一短,好みによりけりだと思う。

 

選出率はほぼ100(出さなかった記憶がない)。禁伝の強さでゴリ押しするという今季スペレの醍醐味を存分に味わうことができ、使っていて非常に楽しいポケモンだった。

 

 

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エルフーン@気合の襷

性格:臆病

特性:悪戯心

実数値:135-×-106(4)-129(252)-95-184(252)

技:ムーンフォース/がむしゃら/追い風/挑発

 

追い風始動役。

 

先発での選出がほとんどで、相手ポケモンに削りを入れたり起点作りを邪魔したりしたのち追い風を吹かせて退場する。

 

他の追い風使いとの比較だが、まず悪戯心である点で大半のポケモンとは差別化が完了している。S下降技を食らおうが先制技を撃たれようが散り際に確実に追い風を展開できるのは大きな強みである。追い風と悪戯心を両立できる他のポケモンとはがむしゃらを覚える点で差別化。がむしゃらは交代連打のような追い風ターン枯らしに対して有効な技で、ターンを稼ごうとしてくる相手の頭数・兵力をごっそり削ってアドを取れるので重宝していた。選択技として自主退場できる置き土産も考えられたが、理想の流れは追い風を使ったターンに倒されて追い風を3ターン残して後続に繋ぐというものなので、自主退場技の必要性は高くないと判断し採用を見送った。

 

あとレックウザの上から抜群の一致ムーンフォースを撃つことができ、神速持ち以外には対面からだいたい勝てるのが地味に良かった。エルフーンのムンフォ+グラードンの天候補正無し噴火で無振りレックがだいたい倒れるので、エルフで一発殴っておけばグラードンの一貫性を作ることができた。

 

 

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ボーマンダボーマンダナイト

性格:陽気

特性:威嚇→スカイスキン

努力値171(4)-197(252)-150-×110-189(252)

技:捨て身タックル/身代わり/羽休め/龍の舞

 

メガシンカその1。

 

採用理由は対レックウザ,対ランドロスグラードンがこれらのポケモンで止まることが多いので、死に出しして上から殴ったり、舞って全抜きを狙う。対レックウザグラードンが食らった技・ダメージ量などから型を推測して殴るか舞うか決めるのがキモ。

 

型はよくいるみがはね型。最初はメタモン対策で攻撃技をやつあたりにしていたが、サブロムでQRパを使うため捨て身タックルに変更したところ高威力が活きる場面が多いことに気付き、そのまま捨て身を使い続けた。

 

 

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ギャラドスギャラドスナイト

性格:陽気

特性:威嚇→型破り

努力値171(4)-207(252)-129-×-150-146(252)

技:噛み砕く/地震/氷の牙/龍の舞

 

メガシンカその2。

 

採用理由は対ネクロズマ,対ルナアーラボーマンダ同様、グラードンを止めた相手ポケモンを起点に全抜きを狙う。シーズン中盤以降はネクロズマルナアーラともに悪タイプに抜群で入る技を持った個体が多かったため、安易にメガシンカしないことが大事だった。

 

仮想敵以外に対してはあまり強くないので出番はさほど多くなかった。

 

 

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クチートクチートナイト

性格:意地っ張り

特性:威嚇→力持ち

努力値127(12)-172(252)-145-×-115-101(252)

技:じゃれつく/不意打ち/冷凍パンチ/炎の牙

 

メガシンカその3。

 

対面性能が高く、不意打ちでネクロズマをある程度縛れると考えて採用。しかしネクロズマの取り巻きにはカプ・テテフバシャーモなどクチートが苦手とするポケモンが多かったので、あまり狙い通りの活躍はさせられなかった。

 

またグラードンの代わりに追い風エースを務めることも想定していたので追い風下で最速130族抜きまでSを伸ばしていたが、そのような立ち回りは一度しかやらなかったので(しかもたしか負けた)、普通にHAベースで良かったと考えている。

 

 

ミミッキュミミッキュ

性格:意地っ張り

特性:化けの皮

努力値159(228)-134(92)-124(188)-×-125-116

技:じゃれつく/影打ち/呪い/電磁波

 

Z枠。

 

グラードンが暴れまわったあとの詰めの駒として採用。また、ミミッキュグラードンクチートと並べることでトリルを匂わせ、追い風展開を隠蔽するという狙いもあった。

 

やることは単純で、ほとんどが相手のラス1をぽかぼかするだけの簡単なお仕事。あとは追い風が止んだときに電磁波でグラードンの素早さをサポートすることもあった。

 

 

■立ち回り・選出・その他

選出はほぼ全試合、先発エルフーングラードン+α。試合展開も、エルフーンで追い風始動→グラードン無双→グラードンが止まった場合は3匹目で詰め、と流れ作業めいていたので、試合中はあまり頭を使っていなかった。こんなシンプルかつオートマチックな構築でもある程度の結果を残せたのはやはりグラードンのスペックの高さゆえだろう。

 

一方で、ギミックを軸にしたパーティゆえ再戦に弱いという欠点もあった。初見相手にはだいたい上手く追い風展開を通せていたが、再戦時は当然対策されるので勝率はあまりよくなかった。

 

 

■戦績

 

・メインロム

TN:めいろ

最高レート:1810

最終レート:同上

最終順位:36

 

・サブロム

TN:つみき

最高レート:1810

最終レート:爆死

最終順位:爆死

 

 

■感想

シーズン8お疲れさまでした。

 

今シーズンのスペレは禁伝・幻解禁ルール。SMシーズン2のスペレも同じレギュレーションでしたが、そのときはレート1700が限界だったので、今回1800超えを達成できたことに自分の成長を感じています。あと人気ルールである程度の結果を残せたのも自信になりました。

 

来シーズンのスペレは久しぶりに興味のないダブルルールなので、いい加減まじめにシングルレートと向き合おうと思います。これがまた全然勝てないんだ。困っちゃうよ。

 

最後までお読みくださりありがとうございました。またの機会があると嬉しいです。

それでは。