急所のない優しい世界

ポケモンの構築記事を上げています

【単体】ランドシェイミ

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シェイミ【スカイフォルム】@ジメンZ

性格:臆病

特性:天の恵み

努力値C252 D4 S252

技:シードフレア/エアスラッシュ/大地の力/身代わり

 

 

ライジングランドオーバーシェイミこれを言いたいがために記事を書いた。

S11スペシャル序盤で使用。エアスラを半減で受けにくるマギアナメタグロスをジメンZで返り討ちにし、通りがよくなったエアスラで相手の残りを引っ掻き回して1:1以上の戦果を狙う。メジャーな型のシェイミと異なり、受けにきた相手を運に頼らず処理できるのが強み。

ネタ採用のわりには意外とまともに戦えるポケモンだったが、欠点も多かった。

 

つ目は火力不足。実はZ大地の力でH252マギアナに確1取れないので、対面からは1発エアスラで怯ませて確定数をずらさなければ勝てない。シェイミメタとして名が挙がっていた精神力エンテイも跳ね返せると思っていたが、現実はチョッキ持ちが多く余裕で耐えられることが多かった。悲しい。

 

2つ目は環境変化についていけなかったこと。環境が進むにつれてシェイミ対策が鋼タイプから浮いてる電気にシフトしていったため、だんだん通りが悪くなりお役御免となった。

 

 

最初は真面目にランドフォルム考察しようと思っていたが、たどり着いた先はこんなところだった。かわいさ種族値は圧倒してるんだけどなあ。

 


最後に。


みんなもっとスペレ潜ってください。

 

 

【ピカブイ1on1】研ぎ澄ませ鈍 ~Zへの反逆~【レート1685 109位】

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インターネット大会『Let’s Go! ピカチュウLet’s Go! イーブイ』で使用した型の紹介です。

 

Let’s Go! ピカチュウLet’s Go! イーブイについて

・手持ち1匹で戦う

・自動的にLv50になる

ピカチュウイーブイのどちらかのみ使用可能

 

 

大会本番前は、

 

イーブイイーブイ

輝石イーブイ

ピカチュウ(電気玉,  カクトウZ)

イーブイイーブイ

 

の三竦みになると予想するプレーヤーが多かった

 

 

■型紹介&採用経緯

 

イーブイ@進化の輝石

性格:腕白

特性:適応力

実数値:162(252)-88(100)-99(156)-×-85-75

技:捨て身タックル/研ぎ澄ます/あくび/鈍い

調整意図

HBA252振りイーブイの捨て身タックル2耐え

  A特化ピカチュウ猫騙し+Z気合パンチ耐え

A:鈍い1積み&研ぎ澄ます状態捨て身タックルでエボルブースト後B特化イーブイ確1

 

今大会はエンジョイ勢(特に外国人)が多いだろうと思い、その層に確実に勝つことがレートを伸ばすために必須だと考えた。

 

エンジョイ勢が好みそうな型は、高速・高火力というシンプルな強みを持つ電気玉ピカチュウとスカーフ適応力イーブイだと予想。この予想を踏まえ、それらに安定して勝てるHBベースの輝石イーブイを使うことを決めた。

 

技構成は、本来不利であるイーブイイーブイに勝ち筋を残そうとした結果このような形になった。鈍い1積みの研ぎ澄ます捨て身タックルでHB特化をワンパンできる。4つ目の技には、守るで研ぎ澄ますを透かされるのを防いだり、行動ターンを増やしたり、相手のあくびをごまかすなどの目的であくびを採用した。

 

 

■立ち回り

 

ピカチュウ

1ターン目は捨て身タックルを選択。

 

➀相手が初手で猫騙しを使った場合

電気玉かカクトウZ持ちと判断し、2ターン目も捨て身タックルを選択。猫+ボルテッカー(Z気合いパンチ)を耐え、返しの一撃で仕留める。捨て身を耐えてくるピカチュウは非考慮。

 

②相手が初手守るだった場合

襷カウンターだと判断し、2ターン目はあくびを選択。相手を眠らせてから安全にHPを削りにいく。

 

③相手が初手で殴ってきた場合

一発攻撃を耐えて返しの捨て身で倒せれば勝ち。

 

イーブイ

1ターン目はあくびを選択

 

➀相手が初手で攻撃技を撃ってきた場合

ダメージ量から相手の型を判断する。ダメージが大きければスカーフと判断し、2ターン目に鈍い、3ターン目で捨て身タックルを選ぶ。ダメージが少ない場合は輝石持ちと判断。鈍いを積みつつ、こちらの残HPを見て適当な頃合いで殴りにいく。

 

②相手が初手でイーブイZを選択

2ターン目で鈍いを選択。相手の技を一発耐えて(急所以外ワンパンされない)、鈍いを積みながら相手の就寝を見届けたのち、研ぎ澄ます→捨て身タックルの順で仕留める。最速起きされると相手の型次第で負けるほか、相手がいびき持ちの場合は一発目のいびきで怯まない&最速起き→いびき失敗という細い勝ち筋に縋るしかないなど、確実に勝てるわけではないのが惜しいところ。

 

③相手が初手であくびを選択

おおかた輝石持ちと判断し、2ターン目は鈍いを選択。そのあとは自分が先に起きることを祈る。鈍いがあるのでダメージレースに強いこと、S無振りでほぼ下から行動できるので自分が起きるターンに相手のあくびを受けないことから、基本的に有利な試合展開を作れる。

相手が2ターン目にエボルブーストしてきた場合は、目が覚めてから研ぎ澄ます→捨て身タックル。

 

④相手が初手で身代わりを選択

涙を流せ。

 

■有利な相手/不利な相手

・有利

耐久無振りアタッカーピカチュウ

襷カウンターピカチュウ

スカーフイーブイ

 

・不利

イーブイイーブイ

毒願い事輝石イーブイ

イーブイ

 

 

■戦績

1日目:8-2

2日目:7-3

3日目:7-3

合計:22-8

最高・最終レート:1685
順位:109位(6151人中)

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めんどくさかったので相手のポケモン・型ごとの戦績までは取っていない。あしからず。

 

■感想

ピカブイ1on1お疲れさまでした。

今回はめちゃくちゃクセの強いルールでしたが、意外と奥が深く面白かったです。ただみんな言ってますがマッチングゲーでもあったので、真面目に取り組むもんじゃないかなあといった感じでした。早々に考察打ち切っておいて正解だったかも。

あと、11シングルという形式自体は、61シングル好きとしてときめくものがあり、ピカブイどちらかのみという縛りを取っ払って一度やってみたいなあと思いました。タイマン最強決定戦、とか燃えませんかね?

 

そんな感じで今回は以上になります。

最後までお読みくださりありがとうございました。

 

 

【ウルトラスーパーハイパーチャレンジ】ツボツボ始動ギャラネクロ【最高レート1774 22位】

インターネット大会・ウルトラスーパーハイパーチャレンジで使った構築の紹介です。

 

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■ウルトラスーパーハイパーチャレンジについて

63シングル準拠

・自動的にLv100になる

・同じポケモンを複数匹使用できる

・同じ道具を複数持たせることができる

ミュウツー, ルギア, ホウオウ, カイオーガ, グラードン, レックウザ, ディアルガ, パルキア, ギラティナ, アルセウス, レシラム, ゼクロム, キュレム, ゼルネアス, イベルタル, ソルガレオ, ルナアーラは使用できない

 

手持ち6匹をすべて同じポケモンにしたり、全員に襷を持たせることもできたりと、とても自由度の高いルールである

 

 

■構築経緯

強すぎて使わない理由がなかったので日食ネクロズマからパーティ構築をスタート。次に、襷をいくらでも持たせられるルールということでステロ撒きが欲しいと思い、ねばねばネットで素早さのサポートもできるツボツボを採用した。

 

3匹目にはネクロズマに強いメガギャラドス4匹目にはここまでで重いテッカグヤマギアナナットレイなどの鋼タイプに有利なウルガモスを採用。

 

残り2匹は考察時間不足で煮詰まらなかったため、適当に蛇にらみジガルデ+ムラっ気ビーダルの並びを突っ込んだ。

 

■個別紹介

 

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ネクロズマ(黄昏の鬣)ウルトラネクロズマZ

性格:陽気

特性:プリズムアーマー→ブレインフォース

実数値(ウルトラバースト前)336(4)-413(252)-290-235-254-278(252)

実数値(ウルトラバースト後)336(4)-433(252)-230-333-230-392(252)

技:フォトンゲイザー/地震/シザークロス/剣の舞

 

今回使用できるポケモンの中でぶっちぎりで強いかがやきさま。

 

数値が優秀なのはもちろんだが、マーシャドーシェイミの上を取れたり、ミミッキュの化けの皮を無効にできたりと、環境的にも強い要素を持ったポケモン。ツボツボの起点作りと合わせるとなかなか止まりづらいエースだった。

 

型はシンプルに剣舞3ウェポン。一致技かつZ技の元となるフォトンゲイザーはまず確定で、残り2枠はメガギャラドスへの打点となるシザークロス、日食ネクロミラー考慮の地震で埋まった。死に出しされたメガ前ギャラドスにメガ読みシザクロを撃つスリルは筆舌に尽くしがたい。

 

 

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ツボツボ@メンタルハーブ

性格:慎重

特性:頑丈

実数値:244(252)-56-497(4)-×-545-109(252)

技:岩石封じ/ステルスロック/ねばねばネット/アンコール

 

起点作り役。

 

襷潰しのステロ撒きとS操作のねばねばネットを両立。一応ドーブルでも同じことができるが、1ターンは瀕死にならない行動保証と、挑発ケアのメンタルハーブを両立できるのがツボツボの強みである。

 

技構成はテンプレだが、努力値を素早さに全振りしているのが変わっているところ。これにより、岩石封じで相手のSを下げたときに上を取れる範囲が広がるので、挑発をかけ直される前に補助技を繰り出すという芸当が可能になる。思いつきで試してみたのだが、何度か有効に機能してくれて満足だった。

 

 

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ギャラドスギャラドスナイト

性格:陽気

特性:威嚇→型破り

実数値(メガシンカ)332(4)-349(252)-194-×-236-287(252)

実数値(メガシンカ)332(4)-409(252)-254-×-296-287(252)

技:アクアテール/噛み砕く/地震/龍の舞

 

メガシンカ枠。

 

タイプ耐性でネクロズマに強く出られる点を買って思考停止気味に採用。相手のネクロズマを起点にして全抜きを狙いに行く積みエースである。若干足りてないSをツボツボのねばねばネットで補っており、スカーフ持ちや最速フェローチェに上を取られないのが安心できる。

 

メインウェポンにはアクアテールを採用。滝登りを差し置いてこの技にした理由は、A+1で無振りマーシャドーがステロ込み確1になるからである。滝登りだと43.7%の中乱数で、20%で怯むのを考慮しても突破率は約55%。舞ったギャラドスの前でマーシャドーに動かれると負ける構築だったので、命中不安には目を瞑ってこちらを取った。

 

トップメタの一角かと思いきや意外と通りが良く、思惑通りの活躍をしてくれた。アクテを一度も外さなかったのも偉かった。

 

 

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ウルガモス@ムシZ

性格:臆病

特性:虫の知らせ

実数値:312(4)-×-166-369-246(252)-328(252)

技:大文字/虫のさざめき/身代わり/蝶の舞

 

裏の積みエース。

 

全体的に重かった鋼に対して強く、ネクロズマで止まらないことを評価して採用。Z技の火力が凄まじく、舞ったり特性補正が乗ったりすると、伝説や半減タイプ相手でもワンパンしてしまう。

 

頻繁にステロが飛び交う環境だったため出番は控えめだったが、ある程度の仕事はこなしてくれたので採用して間違いはなかったと思っている。

 

 

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ジガルデ(10%フォルム)@気合の襷

性格:陽気

特性:スワームチェンジ

実数値:(フォルムチェンジ前)222-236-178-×-206-292

実数値:(フォルムチェンジ後)546-236-278-×-226-226

技:ドラゴンテール/地ならし/黒い霧/蛇にらみ

 

伝説の地雷枠。

 

後述のビーダルを使うにあたって麻痺撒き役を誰にするか考えたところ、地面タイプにも通る蛇にらみを覚え、麻痺が入らない電気タイプを呼ばず、麻痺撒きであることをあまり警戒されないこのポケモンに白羽の矢が立った。我ながらとても贅沢な伝説の使い方だと思う。

 

起点作り役ということで、持ち物は行動保証の襷で、技はサポート系と起点回避系で固めていた。副次的効果だがストッパーを務めることもでき、特に対バトン構築戦においては大活躍してくれた。フォルムチェンジする必要が薄いので特性をオーラブレイクにするのも検討したが、オーラブレイクは威嚇のように場に出したら表示される特性であり、スワームチェンジじゃないと知った相手に余計な警戒をされるのが嫌だったので、スワームチェンジにした。

 

ちなみに努力値配分なのだが、上記のとおりまったくの無振りである。調整――とかではなく単純に努力値振りを忘れていた。大会開始前日に慌てて個体調達をしたのがよくなかった。本来ならASぶっぱのつもりだった。レベルを上げる暇もなくすごい特訓もできなかったので、H個体値4のままである。幸いなことに、このミスが負けに直結した試合はなかった。たぶん。最近職場でもうっかりミスをたびたび指摘されている筆者だが、そういうとこだぞ。

 

 

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ビーダル@食べ残し

性格:陽気

特性:ムラっ気

実数値:344(180)-206-175(76)-×-156-265(252)

技: 滝登り/あくび/身代わり/守る

 

THE・害悪。

 

シングルのパーティを組むときによくある「2枠余ったしジャロゴーリ突っ込むか」くらいのノリで採用したポケモンオニゴーリと違いシャドースチールが無効なので、マーシャドー入りにもビビらず選出できる。

 

使い方はもちろん、ジガルデの蛇にらみかツボツボのねばねばネットでお膳立てしてからムラムラさせていくのがほとんど。たまにステロあくび戦法もやったりした。

 

流用個体で努力値振りがLv50想定なので、HPの残飯効率が残念なことになっている。なんなら他のポケモンも全部流用だったりする。ステロ4倍のウルガモスHP2nなのが特にヤバい。

 

他の手持ちではどうしても勝てない並びに対してのみ出していたので、選出回数はダントツの最下位。しかも自覚のなさが天元突破していたため、こいつに頼った試合はほぼ負けている。自ら運ゲーを仕掛けた手前文句を言うのはナンセンスだが、それでもさすがに酷かったと言わざるを得ない。しっかり考察時間を取ってもっと適任なやつを探せばよかった、と反省した枠だった。

 

 

 

■立ち回り・選出・その他

ほとんどの試合はツボツボ先発の裏ネクロ&ギャラ。こちらより先に全抜き体制を作ってきそうなパーティにはストッパーとしてジガルデを忍ばせていた。あとどうしようもないときはジガルデ先発で麻痺を撒き、ビーダル運ゲーを仕掛けていった(ほぼ全部負けた)

 

マーシャドーの影打ちがウルトラネクロズマに対して6~7割入るので、ネクロのHP管理が重要だったと思う。

 

 

■戦績

TN:めいろ

最高レート:1774

最終レート: 1760

順位:22

 

 

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【S8スペレ】追い風グラエルフ with 3メガシンカ【レート1810 最終36位】

USUMシーズン8スペシャルレートで使用したパーティの紹介です。

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S8スペシャルレートについて

・禁止伝説,幻のポケモンを一匹まで使用できるシングルバトル

・マーク不問

 

 

■構築経緯

シーズン序盤はレックウザアルセウスなどいろいろな解禁枠を開拓していたがいずれも上手く動かせなかったため、竜王戦予選でも使用し扱いに慣れていたグラードンを軸に据えることを決めた。

 

最初は、メガゲンガーブラッキーメガボーマンダミミッキュカミツルギ5匹を取り巻きに採用し、サイクル寄りのパーティを組んだ。このパーティでレート1700まではすぐに上がったが、それ以降は伸び悩んでしまった。

 

勝てない原因としてカミツルギを起点に相手のレックウザに好き勝手されていたことが考えられたので、この枠を追い風エルフーンに変更してみたところ、追い風下のグラードンの制圧力が凄まじいことが思いがけず判明。その強さに魅了され、パーティを追い風パとして作り直すことにした。

 

まず、軸となるエルフーングラードン2匹が確定。次に、グラードンが止まりやすいレックウザランドロスに強いメガボーマンダ、同じくグラードンが苦手なネクロズマルナアーラに強いメガギャラドス2匹を採用。残りの2枠は、グラードンで倒し損ねた残兵の掃討を想定し、単純に対面性能が高いミミッキュクチートを採用した。

 

 

■個別紹介

 

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グラードン@紅色の玉    

性格:臆病

特性:日照り→終わりの大地

実数値:175-×-180-202(252)-111(4)-156(252)

技:噴火/大地の力/火炎放射/龍の波動

 

禁止伝説枠。エース。

 

超火力の一致技、優れた技範囲、隙の少ないタイプ耐性を持つ素晴らしいポケモン。最大威力の晴れ噴火の火力が凄まじく、無振りイベルタルが確1、無振りアルセウス7割弱でワンパンしてしまうほど。一方、素早さは禁伝の中では遅い90族であり、禁伝同士で殴り合うとZ技でワンパンされたりHPを減らされ噴火の火力を削がれたりするのがネックだった。

 

そこで今回は追い風エースとしてこいつを使うことにした。高火力×高速=強いという単純なアイデアだが、グラードンは素早さで上を取ると相性関係が逆転する相手が多く、追い風との相性が抜群に良い。高レートが相手でもこいつが3タテすることが多く、鬼神のごとき無双っぷりを見せてくれた。

 

性格は追い風が止んだあとのミラーを意識して臆病にしていたが、控えめでも良かったかもしれない。臆病だったおかげで勝てた試合と、臆病だったせいで負けた試合、どちらも同じくらいの数あったので、一長一短,好みによりけりだと思う。

 

選出率はほぼ100(出さなかった記憶がない)。禁伝の強さでゴリ押しするという今季スペレの醍醐味を存分に味わうことができ、使っていて非常に楽しいポケモンだった。

 

 

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エルフーン@気合の襷

性格:臆病

特性:悪戯心

実数値:135-×-106(4)-129(252)-95-184(252)

技:ムーンフォース/がむしゃら/追い風/挑発

 

追い風始動役。

 

先発での選出がほとんどで、相手ポケモンに削りを入れたり起点作りを邪魔したりしたのち追い風を吹かせて退場する。

 

他の追い風使いとの比較だが、まず悪戯心である点で大半のポケモンとは差別化が完了している。S下降技を食らおうが先制技を撃たれようが散り際に確実に追い風を展開できるのは大きな強みである。追い風と悪戯心を両立できる他のポケモンとはがむしゃらを覚える点で差別化。がむしゃらは交代連打のような追い風ターン枯らしに対して有効な技で、ターンを稼ごうとしてくる相手の頭数・兵力をごっそり削ってアドを取れるので重宝していた。選択技として自主退場できる置き土産も考えられたが、理想の流れは追い風を使ったターンに倒されて追い風を3ターン残して後続に繋ぐというものなので、自主退場技の必要性は高くないと判断し採用を見送った。

 

あとレックウザの上から抜群の一致ムーンフォースを撃つことができ、神速持ち以外には対面からだいたい勝てるのが地味に良かった。エルフーンのムンフォ+グラードンの天候補正無し噴火で無振りレックがだいたい倒れるので、エルフで一発殴っておけばグラードンの一貫性を作ることができた。

 

 

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ボーマンダボーマンダナイト

性格:陽気

特性:威嚇→スカイスキン

努力値171(4)-197(252)-150-×110-189(252)

技:捨て身タックル/身代わり/羽休め/龍の舞

 

メガシンカその1。

 

採用理由は対レックウザ,対ランドロスグラードンがこれらのポケモンで止まることが多いので、死に出しして上から殴ったり、舞って全抜きを狙う。対レックウザグラードンが食らった技・ダメージ量などから型を推測して殴るか舞うか決めるのがキモ。

 

型はよくいるみがはね型。最初はメタモン対策で攻撃技をやつあたりにしていたが、サブロムでQRパを使うため捨て身タックルに変更したところ高威力が活きる場面が多いことに気付き、そのまま捨て身を使い続けた。

 

 

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ギャラドスギャラドスナイト

性格:陽気

特性:威嚇→型破り

努力値171(4)-207(252)-129-×-150-146(252)

技:噛み砕く/地震/氷の牙/龍の舞

 

メガシンカその2。

 

採用理由は対ネクロズマ,対ルナアーラボーマンダ同様、グラードンを止めた相手ポケモンを起点に全抜きを狙う。シーズン中盤以降はネクロズマルナアーラともに悪タイプに抜群で入る技を持った個体が多かったため、安易にメガシンカしないことが大事だった。

 

仮想敵以外に対してはあまり強くないので出番はさほど多くなかった。

 

 

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クチートクチートナイト

性格:意地っ張り

特性:威嚇→力持ち

努力値127(12)-172(252)-145-×-115-101(252)

技:じゃれつく/不意打ち/冷凍パンチ/炎の牙

 

メガシンカその3。

 

対面性能が高く、不意打ちでネクロズマをある程度縛れると考えて採用。しかしネクロズマの取り巻きにはカプ・テテフバシャーモなどクチートが苦手とするポケモンが多かったので、あまり狙い通りの活躍はさせられなかった。

 

またグラードンの代わりに追い風エースを務めることも想定していたので追い風下で最速130族抜きまでSを伸ばしていたが、そのような立ち回りは一度しかやらなかったので(しかもたしか負けた)、普通にHAベースで良かったと考えている。

 

 

ミミッキュミミッキュ

性格:意地っ張り

特性:化けの皮

努力値159(228)-134(92)-124(188)-×-125-116

技:じゃれつく/影打ち/呪い/電磁波

 

Z枠。

 

グラードンが暴れまわったあとの詰めの駒として採用。また、ミミッキュグラードンクチートと並べることでトリルを匂わせ、追い風展開を隠蔽するという狙いもあった。

 

やることは単純で、ほとんどが相手のラス1をぽかぼかするだけの簡単なお仕事。あとは追い風が止んだときに電磁波でグラードンの素早さをサポートすることもあった。

 

 

■立ち回り・選出・その他

選出はほぼ全試合、先発エルフーングラードン+α。試合展開も、エルフーンで追い風始動→グラードン無双→グラードンが止まった場合は3匹目で詰め、と流れ作業めいていたので、試合中はあまり頭を使っていなかった。こんなシンプルかつオートマチックな構築でもある程度の結果を残せたのはやはりグラードンのスペックの高さゆえだろう。

 

一方で、ギミックを軸にしたパーティゆえ再戦に弱いという欠点もあった。初見相手にはだいたい上手く追い風展開を通せていたが、再戦時は当然対策されるので勝率はあまりよくなかった。

 

 

■戦績

 

・メインロム

TN:めいろ

最高レート:1810

最終レート:同上

最終順位:36

 

・サブロム

TN:つみき

最高レート:1810

最終レート:爆死

最終順位:爆死

 

 

■感想

シーズン8お疲れさまでした。

 

今シーズンのスペレは禁伝・幻解禁ルール。SMシーズン2のスペレも同じレギュレーションでしたが、そのときはレート1700が限界だったので、今回1800超えを達成できたことに自分の成長を感じています。あと人気ルールである程度の結果を残せたのも自信になりました。

 

来シーズンのスペレは久しぶりに興味のないダブルルールなので、いい加減まじめにシングルレートと向き合おうと思います。これがまた全然勝てないんだ。困っちゃうよ。

 

最後までお読みくださりありがとうございました。またの機会があると嬉しいです。

それでは。

【バトルオブシンオウ】カウンター夢フーディン入り対面構築【レート1747 27位】

インターネット大会・バトルオブシンオウで使用した構築の紹介です。

 

 

■バトルオブシンオウについて

シンオウ図鑑に登録されているポケモンが参加できるシングルバトル(ただし禁止伝説は使用不可)

クレセリアヒードランレジギガスシンオウ図鑑外のため使用不可

・マーク不問

 

■構築経緯

使いたかったので夢カウンターフーディンを真っ先に採用。続いて、打ち合える範囲が広いHCポリゴン2と、タイプ耐性が優秀でさまざまな対策を担えるスカーフヒートロトム、抜き性能が高くグライオンオニゴーリ等のまもみがループを崩せるASハッサムを入れて4枠が埋まった。

次に、ポリ2が打ち負ける格闘とフーディンが苦手な悪タイプに強く、サイクル崩しも得意な鉢巻マリルリを採用。最後に、申し訳程度の電気の一貫切りとしてガブリアスを入れた。

この並びで本番に挑もうと考えていたが、のちに試運転環境で火炎玉ミロカロスが流行しているとの情報を掴んだので、ヒートロトムウォッシュロトムに変更した。以上でパーティ完成とした。

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■個別紹介

 

 

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フーディン@気合の襷

性格:臆病

特性:マジックガード

実数値・努力値131(4)-×-65-187(252)-115-189(252)

技:サイコショック/シャドーボール/カウンター/挑発

 

ただただ使いたかったポケモン

パーティ内におけるこいつの主な役割はストッパーである。特性でスリップダメージが無効になるのでステロなどで襷が潰れず、どのタイミングで場に出しても1ターンの行動保証がある点が良い怯みは知らない。またカウンターを覚えさせており物理アタッカーとの打ち合いはほとんど勝てるので非常に対面性能が高いポケモンだった。ステロで潰れない襷カウンターは強い

余談だが、マジックガードとカウンターを両立したフーディンVC初代が登場するまで実現不可能なポケモンだった。過去にカウンターフーディンを使っていて「夢特性と両立できたら最強なのに」と夢想した身なので、時を経てそれが実現してしかもバトルで活躍させられたのはとても感慨深かった。

 

 

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ポリゴン2@進化の輝石

性格:控えめ

特性:ダウンロード

実数値・努力値183(180)-×-110-172(252)-115-90(76)

技:トライアタック/冷凍ビーム/目覚めるパワー炎/自己再生

 

打ち合いで勝てるポケモンがべらぼうに多く、弱点を突かれる格闘や数値受けされるハピラキ等以外にはだいたい有利を取れる強ポケ。ほとんどの試合で1:1交換以上の戦果を挙げてくれた。こいつ1匹で3タテしてしまうことも何度かあった。

ハッサムに蜻蛉返りで逃げられるのが嫌だったので20振りハッサム抜き抜きまでSを伸ばしていた。本番では狙い通りハッサムの上からめざ炎を叩きこんでイージーウィンを量産した。

 

 

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ウォッシュロトムこだわりスカーフ

性格:臆病

特性:浮遊

実数値・努力値143(140)-×-128(4)-141(124)-129(12)-148(228)

技:ハイドロポンプ/10万ボルト/ボルトチェンジ/トリック

 

パーティの穴を埋める便利屋。マリルリハッサムギャラドスなどの積みエースに対するストッパー、対スカーフキッス、対ミロカロスなど、さまざまな方面への対策を一匹で担っていた。またパーティで最速のポケモンでもあり、マニュやゴウカザルなど高速アタッカーの処理もよくこいつに任せていた。

最初はキッスのマジカルシャインへの耐性を考えてヒートロトムを使っていたが、ミロカロスの対策も兼ねたいと思いウォッシュに変更した。マリルリとのタイプ被りに若干抵抗があったが、ステロダメージが減ってサイクルを回しやすくなったり、太鼓マリルリのストッパーを務められるなどのメリットもあったので、ウォッシュにして正解だったと思っている。

調整は、Sが最速ギャラドス抜き抜き、耐久が意地捨て身ムクホークの捨て身タックル耐え、DL対策を施して残りC全振り。

 

 

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ハッサム@命の珠

性格:意地っ張り

特性:テクニシャン

実数値・努力値145-200(252)-120-×-101-117(252)

技:バレットパンチ/虫喰い/馬鹿力/剣の舞

 

今大会は人気だったらしい珠ハッサム。スペックが高い上にオニゴーリグライオンを無理なく対策できるポケモンなので自然とパーティに入ってきた。

受けにくるHBミトムやミロカロスを返り討ちにするため努力値ASに振り切っていた。対ミトムはスカーフが主流だったため上を取れた場面は少なかったが、対ミロカロスはすべて先制でき熱湯の被弾回数を減らせたので、悪い選択ではなかったと思っている。

技は一致技2つと剣舞まではすぐに確定。残り1つは電光石火や叩き落とすも捨てがたかったが、ルカリオジバコイルへの打点となる馬鹿力とした。

 

 

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マリルリ@こだわり鉢巻

性格:意地っ張り

特性:力持ち

実数値・努力値187(92)-110(236)-101(4)-×-102(12)-90(164)

技:アクアブレイク/じゃれつく/馬鹿力/アクアジェット

 

このパーティにおける補完枠。主に格闘と悪タイプがキツいときに選出していた。

ミトムが多い今大会で腹太鼓型は使いづらいだろうと考え、瞬間火力に秀でた鉢巻型を採用した。B特化ヌオーをアクアブレイクで確2にできる点が個人的に高評価。

ポリ2の調整同様にハッサムを意識してSを伸ばしていた。実際に使ってみるとポリ2ブラッキーの上を取れるのがおいしく、S振りのメリットは充分にあったと考えている。

 

 

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ガブリアス@ラムの実

性格:陽気

特性:鮫肌

実数値・努力値183-182(252)-116(4)-×-105-169(252)

技:ドラゴンクロー/地震/炎の牙/剣の舞

 

主人公。

ミトムのボルチェンに掻き乱されるのが嫌だったので電気無効枠として採用した。型は鬼火持ちに強く出られ、カバルドンユクシーのステロあくび展開の対策にもなるラム剣舞にした。

シンオウ図鑑縛りということである意味このルールの象徴的存在だったわけだが、残念ながら選出率はダントツの最下位。このパーティの基本選出がある程度ミトムに強く、無理に電気の一貫を切らずとも上手く立ち回れていたことが出番の少なさの理由だと思われる。

 

 

■立ち回り・選出・その他

選出はだいたいポリ2先発で、裏にフーディンとミトムを置く形が多かった。相手にルカリオゴウカザルがいる場合はポリ2を裏に隠しミトムかマリルリを先発に出していた。ステロあくび展開にはミトムのスカトリ、フ―ディンの挑発、ラムガブのいずれかで対処。対受けループはハッサムマリルリを通すことを考えて立ち回った。 

 

 

■戦績

TN:めいろ

最高レート:1747

最終レート:同上

順位:27位

 

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【S7スペシャルレート】対面クチガブミミッキュ【レート1790 最終4位&5位】

USUMシーズン7スペシャルレートで使用したパーティの紹介です。

 

 

S7スペシャルレートについて

・ウルトラサン・ウルトラムーンのアローラ図鑑に載っているポケモンのみ使用可能なシングルバトル

・アローラマークが必要

 

 

■構築経緯

前シーズンのスペレ同様まともな炎タイプ・地面タイプが少ない環境だったので、今シーズンもクチートを軸にパーティを組み始めた。クチートを使うにあたってトリル展開を組み込みたかったので、トリルミミッキュもセットで採用した。

次に、クチートミミッキュが苦手なウルガモスウインディ等の炎タイプに強く、電気の一貫も切ることができるガブリアスとガラガラを入れた。

ここまででガブリアス,ポリゴン2に対して弱いと思ったので、この2匹とその取り巻きをまとめてカモれるポリゴン2を採用。最後に環境的に通りのよかったカプ・コケコを添えてパーティ完成とした。

 

 

■個別紹介

 

クチートクチートナイト

性格:意地っ張り

特性:威嚇→力持ち

努力値H236 A252 S20

技:じゃれつく/雷パンチ/不意打ち/剣の舞

 

メガシンカ枠。かわいい。

タイプ耐性と圧倒的な火力を活かして序盤から頭数の有利を取っていく。天敵の多くが不在で、トップメタのミミッキュにも強かったので動かしやすいポケモンだった。受けルやオタクサイクルを崩せるのも高評価。

 

 

ミミッキュミミッキュZ

性格:意地っ張り

特性:化けの皮

努力値H228 A92 B188

技:じゃれつく/影打ち/トリックルーム/呪い

 

クチートのお供。

トリル要員、ストッパー、不利対面時の引き先など、一匹で多くの仕事をこなせる便利屋。本構築では、クチートが消耗したタイミングでこいつに引き、トリルを展開して退場しクチートを再登場させるという立ち回りが多かった。使用感はトリル三日月の舞クレセに近い。

調整はメガギャラドス+1滝登りをステロ込み耐え&残りA

 

 

ガブリアス@気合の襷

性格:陽気

特性:鮫肌

努力値A252 D4 S252

技:ドラゴンクロー/地震/炎の牙/剣の舞

 

元主人公。電気無効枠その1。

このルールでは数少ないまともな地面タイプで、攻守ともにパーティの穴を埋められる便利なポケモンだった。

持ち物は対面性能を引き上げる襷。受け出しされるポリ2やテッカグヤに致命傷を負わせるため剣舞炎牙を持たせていた。 

 

 

ガラガラ@太いホネ

性格:意地っ張り

特性:避雷針

努力値H252 A196 D60

技:フレアドライブ/シャドーボーン/ホネブーメラン/剣の舞

 

2枚目のトリルエースであり、電気無効枠その2。

クチートが止まる炎タイプが相手にいるときに代わりに出す。基本的にクチートが通っていたのであまり出さなかった。

調整はHAベースで控えめテテフのサイキネ耐え。

 

 

ポリゴン2@進化の輝石

性格:図太い

特性:トレース

努力値H244 B164 S100

技:10万ボルト/毒々/身代わり/自己再生

 

地雷枠。

ガブへ安定して受け出せることに加え、身代わりで宿り木や毒々などを透かせるのでテッカグヤやミラーにも強いのが特徴。いたらたいてい選出されるガブカグヤの並びに一匹で対処できるのがよかった。

調整は、身代わりがテッカグヤの無振りヘビーボンバー耐え&残りS。対宿り木カグヤはすべて先に動けたのでSはこの程度で充分だったと思われる。冷凍ビームを切っているのでガブへの遂行速度は遅いが、処理を急がねばならない剣舞持ちは少なかったのであまり困らなかった。

 

 

カプ・コケコ@フェアリーZ

性格:臆病

特性:エレキメイカ

努力値B4 C252 S252

技:10万ボルト/マジカルシャイン/ボルトチェンジ/めざめるパワー地面

 

先述したとおり地面タイプが少なく電気技の通りが良い環境だったので入れた。電気無効のポケモンがいないパーティがそこそこいたので、そういう相手には好き放題させてもらった。持ち物はアーゴヨンを高乱数1発で落とせるフェアリーZにしていた。

 

 

■立ち回り・選出・その他

選出は基本的にクチートミミッキュ+1の形。3匹目はだいたいがポリ2、コケコが相手にいるときはガブかガラガラを出すことが多かった。コケコは相手に極端に刺さっているときに選出し、コケコを通す立ち回りを心掛けていた。

 

 

■戦績

 

・メインロム

TN:めいろ

最高レート:1785

最終レート:同上

最高順位:5

最終順位:同上

 

 

・サブロム

TN:つみき

最高レート:1790

最終レート:同上

最高順位:4

最終順位:同上 

 

【第3回ポケモン竜王戦予選】/hiddenbatton on【レート1705 71位】

竜王戦の予選で使用した構築の紹介です。

 

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■構築経緯

前述のサイトにて環境調査をしたところ耐久振りのテンプレブラッキーが流行していたので、ブラッキー入りスタンパを偽装したZお祝いバトン展開が強いだろうと考え、バトンブラッキーからパーティ構築をスタート。バトンエースには止まる相手が少ない特殊型ゲンシグラ―ドンを採用。あとは起点作り要員を3匹並べ、最後に申し訳程度のレパガッサ対策としてナットレイを添えてパーティ完成とした。 

 

 

■個別紹介 

 

 

グラ―ドン@紅色の玉

性格:臆病

特性:日照り

努力値C252 D4 S252

技:噴火/大地の力/火炎放射/龍の波動

 

禁止伝説枠。バトンエース。

晴れ噴火の圧倒的な火力、炎・地面・ドラゴンという補完が完璧な技範囲、弱点が実質一つという優秀なタイプ耐性、これら三つの特徴を買ってバトンエースに起用した。

最大威力の晴れ下C+1噴火は無振りウルトラネクロズマ7割でワンパンするほどの火力があり、等倍で一発耐えられるポケモンは数少ない。それに加えてサブウェポンにも隙が無いので非常に止まりづらいポケモンであった。

 

 

ブラッキー@ノーマルZ

性格:陽気

特性:シンクロ

努力値H164 B92 S252

技:お祝い/挑発/身代わり/バトンタッチ

 

パーティの要のバトン役。

構築経緯の節で述べたとおりテンプレ型のブラッキーが環境に多かったのでバトンがバレにくかった上に、そもそもこいつのバトン役としての性能自体も高いのでバトン成功率は非常に高かった。ネクロズマに死に出しして相手を引かせたときはさすがに笑いを禁じ得なかった。

 

 

ランドロス【霊獣】@気合の襷

性格:陽気

特性:威嚇

努力値H4 A252 S252

技:地震/岩石封じ/大爆発/ステルスロック

 

起点作り要員その1。

ステロを撒いてS操作して退場するだけの簡単なお仕事。こいつが相手に起点にされることもあるので、襷が潰れた場合は目の前のポケモンを倒そうとせず、倒されるのを待つか爆発ですぐ退場する立ち回りを心掛けていた。 

 

 

ゲンガー@ゲンガナイト

性格:臆病

特性:呪われボディ

努力値H188 D68 S252

技:凍える風/鬼火/挑発/道連れ

 

起点作り要員その2。

相手に起点作りをさせたくないときに選出。挑発で補助技を封じて凍える風を連打しブラッキーへと繋ぐ。禁伝と対面できたときは道連れで1:1交換を狙ったりもした。起点作り役の3匹の中では選出率が飛び抜けて高かった。

 

 

ガルーラ@ガルーラナイト

性格:意地っ張り

特性:親子愛

努力値H212 A116 B4 D12 S124

技:地震/瓦割り/岩石封じ/グロウパンチ

 

起点作り要員その3。

ゲンガーで阻止できない壁張りコケコからの積み展開を許さないポケモンとして採用。岩石封じでS操作をしつつ、壁を張られたら瓦割りで砕いていく。2回しか選出しなかったが、そのどちらも壁展開をうまく阻止して勝てたのでまあ悪くなかったとは思う。

ゲンガーもそうだが、メガシンカポケモンを起点作りに使うというのは贅沢に思えるが案外アリだなあと思った。

 

 

ナットレイ@ヨプの実

性格:勇敢

特性:鉄のトゲ

努力値H252 A252 B4 ※S個体値

技:ジャイロボール/地ならし/大爆発/ステルスロック

 

回。

役割対象の猫の手胞子には一度も当たらなかったし、D振りでもなかったのでカイオーガに出せたわけでもない。完全にいらない子だった。残念。

 

 

■立ち回り・選出・その他

選出はほぼ全試合ゲンガーorランドorガルーラ+ブラッキー+グラ―ドンという形。先発の選出率は体感でゲンガーが65%、ランドが30%、ガルーラが5%くらいだった。

重かったのはゲンシカイオーガメタモン。前者はそもそも切ってたのでどうしようもなく、メタモンは身代わりを残してバトンを繋がないと勝てない。ゲンシオーガは少ないと予想していたが4,5回は当たったので何か策を用意すべきだったと反省している。 

 

 

■成績

 

TN:めいろ

最高レート:1716

最終レート:1705

順位:71(5917人中)

 

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